連覇狙うK.ペリー、B.ランガーらとともに6位タイ発進
2012年10月6日(土)午前11:12
ディフェンディング・チャンピオンのケニー・ペリー(米)と、逆転賞金王を目指すベルンハルト・ランガー(独)がまずまずのスタートを切った。
米チャンピオンズツアーのSAS選手権が現地時間5日、ノースカロライナ州のプレストンウッドCCを舞台に開幕。初日単独首位の座を射止めたのは、ノーボギーの6アンダー66で回ったラス・コクラン(米)。1打差の2位タイでアンドリュー・マギー(米)、スティーブ・ペイト(米)、フレッド・ファンク(米)、ジェイ・ドン・ブレイク(米)の面々が追いかける展開となっている。
そんな中でペリーは7バーディ、3ボギーとやや出入りの激しいゴルフながら4アンダー68をマーク。やはり4アンダー68で回ったランガー、ゲイリー・ホールバーグ(米)らと並び6位タイ。大会途中で姉を亡くすという試練を乗り越え優勝した昨年に続き、連覇へ向けて首位から2打差の好スタートを切った。
一方、かつて自らがキャプテンを務めたライダーカップで、前週欧州チームが演じた奇跡の大逆転Vに刺激を受け、逆転での賞金王タイトル(現在賞金ランキング2位)に意欲を見せるランガー。第1ラウンドでは、明日につながる上がり2ホール連続バーディを奪って気分良くフィニッシュしている。
ところで今大会を含め残り4試合と大詰めを迎えた同ツアー。現在賞金ランク1位のマイケル・アレン(米)はスタートダッシュで後続の息の根を止めたかったが、この日は1アンダー71と平凡なスコアで、同ランク4位のマーク・カルカベッキア(米)とともに30位タイと出遅れ。各賞レースも日を追うごとにヒートアップしそうな予感が漂ってきた。