B.グラッソン、シニア初V王手! 尾崎64位タイ、青木単独78位
2012年9月16日(日)午前11:23
米チャンピオンズツアー未勝利のビル・グラッソン(米)が、好調なショットにパットが噛み合いシニア初Vに王手をかけた。
同ツアーのパシフィックリンクス・ハワイチャンピオンシップ(ハワイ州、カポレイGC)は現地時間15日、第2ラウンドの競技を終了。この日8バーディ、1ボギーの7アンダー65をマークしたグラッソンが通算13アンダーで単独トップに躍り出た。
初日首位発進でやはり同ツアー無冠返上を目指しているピーター・シニア(豪)は2つしかスコアを伸ばせず、通算9アンダーでマーク・マクナルティ(アイルランド)と並び2位タイに後退。通算8アンダー4位タイにデビッド・フロスト(南ア)、コリー・ペイビン(米)、ウィリー・ウッド(米)がつけたが、2試合連続優勝を狙うジェイ・ドン・ブレイク(米)はトム・レーマン(米)らとともに通算6アンダーで前日の2位タイから9位タイに後退している。
パワーヒッターとして人気の高かったグラッソンはレギュラーツアー7勝を引っ提げ、昨季からシニアフル参戦。今季は3位タイに2度入るなど現在賞金ランク20位につけているが、優勝にはあと一歩届いていない。後続にはやはり初Vを狙うシニアら実力者がひしめいているが、残り18ホールでの4打差は大きなアドバンテージになりそうだ。
初日出遅れた日本勢は、尾崎直道が5バーディ、2ボギーの3アンダー69と巻き返し通算3オーバー64位タイにつけたが、青木功は初日に続きショットが乱れ6オーバー78の大叩き。通算11オーバー単独78位に低迷している。