連覇狙うM.カルカベッキア、スタートダッシュ成功!
2012年8月25日(土)午前11:21
ディフェンディング・チャンピオンのマーク・カルカベッキア(米)が期待に違わぬ好発進を見せた。
米チャンピオンズツアーのボーイング・クラシック(ワシントン州、TPCスノクアルミーリッジ)が現地時間24日に開幕。1イーグル、7バーディ、2ボギーの7アンダー65をマークしたカルカベッキアが2位グループに3打差をつけ単独トップに立った。
スティーブ・ペイト(米)、ジェイ・ドン・ブレイク(米)、ジェフ・スルーマン(米)、カーク・トリプレット(米)、エドアルド・ロメロ(アルゼンチン)の5人が4アンダー68で回り2位タイグループを形成。3アンダー69の7位タイにトム・カイト(米)、ブラッド・ファクソン(米)、先週のディックス・スポーティンググッズ・オープンを制したウィリー・ウッド(米)らがつけている。
今季残すところ今大会を含め6試合となった同ツアー。賞金王争いが加熱する中、現在同ランク1位につけるベルンハルト・ランガー(独)は、出だしの1番パー5でいきなりダブルボギーを叩いて躓き1オーバー73と低調なゴルフ。同ランク2位のマイケル・アレン(米)らとともに49位タイと大きく出遅れたことで、同ランク5位のカルカベッキアに俄然注目が集まっている。
今季のカルカベッキアは6月のモントリオール選手権で1勝を挙げた他、トップ10入り9回を数えるなど常に安定したゴルフで上位争いを繰り広げている。連覇がかかる今大会で勝てば逆転での賞金王も夢ではない。尚、同ランク4位のフレッド・カプルス(米)は腰痛により棄権している。