さくら19位タイ、野村は27位タイ発進 イ・ボミ、藍は出遅れ
2016年2月25日(木)午後7:53
米女子ツアーのホンダLPGAタイランドが現地時間25日、タイのサイアムCC パタヤ・オールドCで第1ラウンドの競技を終え、1アンダー71で回った横峯さくらが日本勢トップの19位タイ発進。前週にツアー初優勝を果たした野村敏京は27位タイ、宮里藍と大山志保、イ・ボミ(韓)は39位タイにつけた。
出だし1番から3メートルを沈めてバーディ発進を切った横峯は、その後の5番ボギーを直後6番ですぐさま取り返し、1アンダーで前半を折り返す。すると迎えた後半は11番でのバーディ先行から後が続かず。最終18番ボギーで足踏みとなり、3バーディ、2ボギーのラウンドとなった。トップとは7打差がついたものの、予選カットは無いだけに残り3日間でのさらなる上位進出に期待がかかる。
前週の勝利で今大会への出場権を手にした野村は、3バーディ、3ボギーのイーブンパー72で初日の競技を終えた。昨季大会では最終日「64」で13位タイに食い込んだが、2週連続Vへ向けて2日目に巻き返しとなるか。2010年覇者の藍は、前半7番からの3連続バーディなどで一時3アンダーまで伸ばすも終盤に落とし穴。後半14番からの5ホールで一気に4つスコアを落とし、4バーディ、5ボギーの1オーバー73で初日の競技を終えている。
今大会が今年初戦のイ・ボミは1バーディ、2ボギーの内容で好スタートならず。大山も同じく1オーバー73と後方からのスタートとなった。また、宮里美香は前半8番でダブルボギーを叩くなど、出入りの激しいゴルフで2オーバー74の54位タイに沈んだ。
8アンダー「64」で単独首位に立ったのはロレックスランキング(女子世界ランキング)No.4のレクシー・トンプソン(米)。2イーグル、4バーディ、ノーボギーの完璧なゴルフでエリートフィールドの先頭に立った。以下、7アンダー65の単独2位にペク・キュユン(韓)、昨季覇者のエイミー・ヤン(韓)が6アンダー66の単独3位に続く。そのほか、今大会が負傷からの復帰初戦となった世界No.2のインビー・パーク(韓)は野村らと並ぶ27位タイとなっている。