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ゴルフ日韓戦は遼、藤田が奮闘するも韓国に敗退
2011年7月3日(日)午後6:48
現地時間7月3日、日本と韓国による国の威信をかけた日韓ゴルフ対抗戦、ミリオンヤードカップ(韓国、ジョンサンCC)の大会3日目の競技が行われた。2日間を終えた段階ではともにトータル5ポイント(勝:1ポイント、敗:0ポイント、分:0.5ポイント)。そして迎えた最終日、10人ずつのシングルス・ストロークプレーの結果、トータルポイント8.5-11.5で日本は韓国に敗退した。
初日フォーサム(2人のプレーヤーが1つのボールを交互に打つストローク形式)、2日目フォーボール(2人のプレーヤーのうち良いスコアを採用するストローク形式)を終え、両国は互いに譲らず五分。そして雌雄を決する最終日、途中雷雨の影響で約1時間の中断を余儀なくされた天候の中で戦いは繰り広げられた。
日本は先陣を切った小田孔明が敗れ幸先の悪いスタートを切る。続く2組目の薗田峻輔が16番まで2アンダーで並ぶ接戦を演じたものの17番でサンヒョン朴にバーディを奪われ、1打差を追う18番でボギーを叩き敗戦。さらに3組目の松村道央も精彩を欠き、よもやの3連敗でチームの勝利が遠のいてしまう。
4組目の河井博大も1打リードで迎えた最終18番をボギーで引き分け。しかしホールアウト後にイ・スンホに13番でのペナルティが課され、白熱した試合は河井がものにした。そして5組目の高山忠洋はハイスコアの争いとなるも、1打差を耐えしのいで勝利。この時点でトータルポイント7-8まで巻き返し、石川遼から始まる後半5組に勝敗の行方は託された。
6組目の石川は、薗田とペアを組んだフォーサム、フォーボールで日本チーム唯一の2連敗と不甲斐ない2日間だったが、この日は4番から圧巻の4連続バーディを奪って、6打リードで前半を折り返す。しかし対するホン・スンサンも負けじと11番でイーグル、13番でバーディを奪い3打差までじわりと詰め寄る。その後、石川はスコアカード通りのゴルフを続け、さらにホンに2打差まで迫られるもなんとか逃げ切って勝利をもぎ取った。
石川の勝利でトータルポイント8-8と並び勝利に望みをつないだ日本は、昨季国内ツアー賞金王の金庚泰と対戦した藤田寛之が、ベテランらしい落ち着いたスコアメイクで試合を進めると、上がり4ホールで3バーディの猛チャージを披露しドローに持ち込む奮闘をみせた。しかし近藤共弘、池田勇太、片山晋呉はいずれも韓国勢に敗退。この結果、日本はトータルポイント8.5-11.5で韓国に屈し、大会連覇を逃している。
初日フォーサム(2人のプレーヤーが1つのボールを交互に打つストローク形式)、2日目フォーボール(2人のプレーヤーのうち良いスコアを採用するストローク形式)を終え、両国は互いに譲らず五分。そして雌雄を決する最終日、途中雷雨の影響で約1時間の中断を余儀なくされた天候の中で戦いは繰り広げられた。
日本は先陣を切った小田孔明が敗れ幸先の悪いスタートを切る。続く2組目の薗田峻輔が16番まで2アンダーで並ぶ接戦を演じたものの17番でサンヒョン朴にバーディを奪われ、1打差を追う18番でボギーを叩き敗戦。さらに3組目の松村道央も精彩を欠き、よもやの3連敗でチームの勝利が遠のいてしまう。
4組目の河井博大も1打リードで迎えた最終18番をボギーで引き分け。しかしホールアウト後にイ・スンホに13番でのペナルティが課され、白熱した試合は河井がものにした。そして5組目の高山忠洋はハイスコアの争いとなるも、1打差を耐えしのいで勝利。この時点でトータルポイント7-8まで巻き返し、石川遼から始まる後半5組に勝敗の行方は託された。
6組目の石川は、薗田とペアを組んだフォーサム、フォーボールで日本チーム唯一の2連敗と不甲斐ない2日間だったが、この日は4番から圧巻の4連続バーディを奪って、6打リードで前半を折り返す。しかし対するホン・スンサンも負けじと11番でイーグル、13番でバーディを奪い3打差までじわりと詰め寄る。その後、石川はスコアカード通りのゴルフを続け、さらにホンに2打差まで迫られるもなんとか逃げ切って勝利をもぎ取った。
石川の勝利でトータルポイント8-8と並び勝利に望みをつないだ日本は、昨季国内ツアー賞金王の金庚泰と対戦した藤田寛之が、ベテランらしい落ち着いたスコアメイクで試合を進めると、上がり4ホールで3バーディの猛チャージを披露しドローに持ち込む奮闘をみせた。しかし近藤共弘、池田勇太、片山晋呉はいずれも韓国勢に敗退。この結果、日本はトータルポイント8.5-11.5で韓国に屈し、大会連覇を逃している。