B.ランガー気迫の『62』で今季初優勝! D.ピープルスV逸
2012年8月6日(月)午前9:55
ベルンハルト・ランガー(独)がようやく今季初Vをものにした。
現地時間5日に行われた米チャンピオンズツアーの3M選手権(ミネソタ州、TPCツイン・シティーズ)最終ラウンド。6位タイからスタートしたランガーが10バーディ、ノーボギーの猛攻で10アンダー62と爆発。通算18アンダーまでスコアを伸ばし逆転で待望のシーズン初優勝を飾った。
ツアー初Vを目指し単独トップで最終日を迎えたデビッド・ピープルス(米)は序盤こそ快調にスコアを伸ばしたものの、6番以降ぱったりとバーディが途切れ4バーディ、2ボギーの2アンダー70止まり。通算16アンダーでランガーに2打差の単独2位に甘んじ、念願の初勝利はお預けとなった。
その他、通算15アンダー3位タイにケニー・ペリー(米)とオーリン・ブラウン(米)の2人。初日エージシュート(65)を達成したギル・モーガン(米)は通算11アンダーでマーク・カルカベッキア(米)、マーク・オメーラ(米)らと並ぶ10位タイに終わっている。
今季のランガーは前週まで13試合に出場しトップ10を外したのは2試合だけ。2位(タイを含む)4回、トップ5入り8回と抜群の安定感を誇りながらなぜか優勝が遠かった。しかし今週は最終日にこれまでのうっぷんを晴らすかのような会心のゴルフで昨年2月のジ・エースグループ・クラシック以来、およそ1年半ぶりに節目のツアー通算15勝目を達成。賞金ランクも1位に浮上し2年ぶり4度目の賞金王が見えて来た。