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全米女子アマに10歳の少女が出場!
2012年8月1日(水)午前9:33
日本はもちろん世界的にもゴルフのトッププレーヤーの低年齢化が著しいが、米国では10歳の少女がアマチュア最高峰、全米女子アマチュア(現地時間8月6?12日/オハイオ州、ザ・カントリークラブ)の出場権を獲得して話題となっている。
フロリダ州で行われた予選を『70』でプレーして首位で本戦出場権を獲得したのは、10歳のラタンナ・ストーン。9月11日に11歳になるストーンは、すでに100以上の大会で優勝を経験しているジュニアゴルフ界では知られた存在だ。コーチはホール・オブ・フェイマー(世界ゴルフ殿堂入り選手)のアニカ・ソレンスタム(スウェーデン)の妹で、やはり米女子ツアーでプレーしていたシャーロッタ・ソレンスタム(スウェーデン)。もちろんストーンは史上最年少での全米女子アマ出場となる。
USGA(全米ゴルフ協会)では、2000年に同じ10歳のミッシェル・ウィー(米)が全米女子アマチュアパブリックリンクス選手権に出場しており、2008年同大会にはストーンより若い10歳3か月のアリセン・コープスが出場権を獲得した。しかし全米女子アマは、さらにレベルが上の女子アマチュア最高峰の大会。そこに身長わずか4フィート8インチ(約142cm)の10歳の少女が登場するとは、米国ゴルフ界の層の厚さと低年齢化を象徴している。ストーンの本戦でのプレーから目が離せない。