B.ランガー一歩後退… G.ホールバーグ『63』で単独首位浮上!
2012年7月28日(土)午前9:19
強風の中、ただひとり別のコースを回っているかのようなバーディラッシュを見せたゲイリー・ホールバーグ(米)が、48人をごぼう抜きし単独トップに躍り出た。
スコットランドのターンベリーを舞台に行われている全英シニアオープンは現地時間27日、第2ラウンドの競技を終了。この日49位タイからスタートしたホールバーグが3連続を含む8バーディ(1ボギー)を量産し、同コースでのトーナメントレコードに並ぶ7アンダー63をマーク。通算6アンダーまでスコアを伸ばして単独首位に浮上した。
一方、初日のトーナメントリーダーであるベルンハルト・ランガー(独)はスコアを3つ落とし、通算3アンダーでトム・レーマン(米)と並び2位タイに後退。通算1アンダー4位タイにピーター・シニア(豪)、ジェイ・ドン・ブレイク(米)らがつけ、この日2アンダー68で回ったフレッド・カプルス(米)が通算イーブンパーまでスコアを戻し、初日の66位タイから8位タイに大きく順位を上げている。
アンダーパーをマークしたのはホールバーグとカプルスだけという状況の中、日本勢は苦戦。初日16位タイにつけた井戸木鴻樹は17番でイーグルを奪う見せ場を作ったが、中盤5連続ボギーを叩くなど6オーバー76と崩れ、通算5オーバー40位タイに後退。その他、通算7オーバーの奥田靖己は61位タイで予選を通ったが、羽川豊は通算9オーバーでカットラインに1打足りず予選落ち。青木功はこの日だけで9つスコアを落とし、通算12オーバー106位タイで決勝ラウンド進出を逃した。さらに歴代チャンピオンのひとり、須貝昇は『81』の大乱調で通算20オーバー139位タイで予選敗退が決まっている。