青木ら日本勢5人が出場のシニアメジャー!
2012年7月26日(木)午後0:21
日本のいぶし銀5人がシニアメジャー制覇に挑戦する。
現地時間26日にスコットランド、ターンベリーで開幕するチャンピオンズツアーの全英シニアオープン。今大会の目玉は同ツアー9勝を誇る69歳の青木功だ。
かつては同ツアー優勝争いの常連だったが、さすがによる年波には勝てず、近年は優勝から遠ざかっている。そのため、今大会にも出場権がなく、テレビ解説をした全英オープン会場のロイヤルリザム&セントアンズGCから6時間かけて移動し月曜日の全英シニアの予選に出場。ここを突破して本戦出場を決めた。
元来、青木はショートゲームには定評があり、欧州レギュラーツアーでもマッチプレーでの優勝経験を持つだけに、8月31日に迎える古稀を前に、悲願のメジャー優勝を飾りたいところ。
また、青木と同じように予選を突破したのはやはりテレビ解説をしていた羽川豊と、今季はコンディショナルで欧州シニアツアーに挑んでいる奥田靖己だ。予選での勢いそのままに、本戦での大暴れを目論んでいる。
その他、大会が米チャンピオンズツアーのメジャーとなる以前の2002年の大会優勝者である須貝昇と井戸木鴻樹の2人も参戦する。
優勝候補筆頭は、今季のシニアPGA選手権、全米シニアオープンでメジャー2勝を飾っているロジャー・チャップマン(英)だ。そして、チャップマンの年間メジャー3勝という偉業達成の前には、トム・レーマン(米)、フレッド・カプルス(米)、ベルンハルト・ランガー(独)、フレッド・ファンク(米)ら実力者たちが立ちはだかる。
さらにトム・ワトソン(米)、マーク・カルカベッキア(米)、グレッグ・ノーマン(豪)ら全英オープン優勝経験者もズラリと並び、大会は激戦の予感を漂わせている。