2位（タイ含む）に終わること2回。ジェフ・スルーマン（米）が新しいパートナーの力を借り遂に優勝を飾った。

　米チャンピオンズツアーのリバティ・ミューチュアル・インシュランス・レジェンズ・オブ・ゴルフは現地時間28日、ジョージア州、サバンナ・ハーバー・ゴルフ・リゾートを舞台に2人1組のペアによるベターボール方式（2人のうち良い方のスコアを採用）の最終ラウンドを終了。初日首位発進のスルーマン＆ブラッド・ファクソン（米）組がこの日7アンダー65をマークし、通算23アンダーで僅差の優勝を遂げた。

　1打差の2位タイにジーン・ソアーズ（米）＆ケニー・ペリー（米）組とフレッド・ファンク（米）＆マイク・グッデス（米）組が入り、通算21アンダー4位タイグループにフレッド・カプルス（米）＆ジェイ・ハース（米）組、マーク・カルカベッキア（米）＆ピーター・シニア（豪）組の他6組がひしめいた。

　一方、ベルンハルト・ランガー（独）＆トム・レーマン（米）の最強ペアは最終日不発。6番と18番でペアマッチにしては珍しいボギーを叩き、3アンダー69止まり。通算19アンダーで前日の2位タイから一気に順位を落とし14位タイで3日間の競技を終える意外な結末を迎えた。

　優勝したペアはスルーマンが「トップ5に入ろうとか、いいスコアを出そうとか、結果を求めて気持ちを先走らせるのではなく、2人がともに良い準備をしてベストを尽くそう、という気持ちで戦えた」と勝因を語ればファクソンも「2人がペアを組んだのは完璧なマリッジ（結婚）だった」と相性の良さを強調。チームワークでの勝利を喜んだ。