ショット&パットが冴える菊地、ノーボギーの完ぺきなゴルフで1差単独2位スタート
2015年7月24日(金)午後5:50
(写真提供:Getty Images)
国内女子ツアーのセンチュリー21レディスゴルフトーナメントは24日、静岡県の伊豆大仁カントリークラブを舞台に開幕。今季未だ勝利のないアン・ソンジュ(韓)がノーボギーの8アンダー64で単独首位発進を切るなか、菊地絵理香もボギーなしの7アンダー65で1打差の単独2位につけた。
前週のサマンサタバサレディースでも5位タイに入っている菊地は、この日も好調を維持。アウトからスタートすると、12番までに6つのバーディを奪う。さらにスコアを伸ばしたい16番パー5でもきっちりバーディを追加し、4月以来の今季2勝目に向け絶好のポジションを確保している。
今季の菊地は、ここまで17試合に出場して優勝含むトップ10入り8回。予選落ちも5月のほけんの窓口レディースの1回のみと抜群の安定感を誇っている。さらに各部門のスタッツでも軒並み上位にランクイン。賞金ランキングは5位、平均ストローク6位、平均パット8位、パーセーブ率5位、平均バーディ数7位と、ショット、パットともに冴えわたっていることがこの成績を後押ししている。
また今年は世界最難関のメジャーと称される全米女子オープンにも参戦。初出場ながら堂々たるプレーを披露し、35位タイに食い込んだ。27歳にして熟練のプレーを見せつけ、今年のシンデレラガールとなった菊地。現在のロレックスランキング(女子世界ランキング)は71位まで上げているだけに、今年中のトップ50入り&日本人最高位も夢ではなさそうだ。
その他上位陣は、東浩子が7バーディ、1ボギーの6アンダー66で回って単独3位。5アンダー67の4位タイに今季2勝の申ジエ(韓)、同1勝の藤田光里、若林舞衣子、アマチュアの蛭田みな美(石川高3年)がつけ、4アンダー68の8位タイにも勝みなみ(鹿児島高2年)と新垣比菜(興南高2年)が続くなどアマチュアの健闘が光っている。
また、賞金ランキングトップで昨季大会覇者のイ・ボミ(韓)はノーボギーの3アンダー69。全米女子オープンで14位タイと健闘した葭葉ルミ、原江里菜、金田久美子らと11位タイに並んだ。このほか、2週連続優勝を狙う前田陽子は35位タイとまずまずのスタートを切ったが、2013年賞金女王の森田理香子は92位タイと大きく出遅れている。
センチュリー21レディスゴルフトーナメント「とことん1番ホール生中継」
国内女子ツアー第19戦。昨年新規開催された大会だ。昨年大会は、最終日1打差でスタートしたイ・ボミが制している。ゴルフネットワークでは、今大会を「とことん1番ホール生中継」でお届け。伊豆大仁カントリークラブの1番ホールは、谷越えの豪快なパー5。要所にフェアウェーバンカーが構えており、正確性も問われるホールだ。昨年はこの1番で躓いて優勝を逃した選手もいるだけに、緊張高まるティーショットとなるだろう。
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「とことん1番ホール生中継」とは?
「とことん1番ホール生中継」と題して、『とことん』こだわったゴルフネットワークオリジナルの中継をお届けします。1番ホールのティーショットからホールアウトまで、各選手のプレーをスタート順にLIVEで中継。飛距離やスイング、コース戦略など各選手の違いや特徴をゴルフ専門局ならではの視点で詳しくお伝えします。
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