谷12位タイ、川村52位タイで終戦 23歳R.カーンが完全V!
2014年3月2日(日)午前9:41
アジアンツアー開幕戦での日本勢の優勝はならなかった。
同ツアーのセイルSBIオープンは現地時間1日、インドのデリーGCを舞台に荒天サスペンデッドとなった第3ラウンドの続きと最終ラウンドを行い、初日からトップを走った23歳のラシッド・カーン(インド)がプレーオフでシディクール・ラーマン(バングラディシュ)を下し、地元で嬉しいツアー初優勝を達成した。
昨年の今大会でプレーオフに進出しながら惜敗を喫したカーンは、1年後に雪辱を果たし、「地元で、しかも自分のホームコースで勝つことが出来て本当に嬉しい。去年悔しい思いをしているからどうしても勝ちたかった。初日『61』をマーク出来たことがきっかけになった」と喜びを全身で表現した。最終ラウンドではスコアを伸ばし切れず(1アンダー71)通算18アンダーでラマーンに並ばれたが「得意ではない」と本人が言うプレーオフで相手を一蹴。開幕戦を最高の形で締めくくった。
日本勢はQスクール(プロテスト)1位通過の谷昭範が初日2位タイの好発進を切ったがラウンドを重ねるごとに後退。最終ラウンドも我慢のゴルフで1バーディ、1ボギーのイーブンパー72止まり、通算8アンダー12位タイで終戦した。
もうひとり期待の20歳、川村昌弘もチャージならず。通算1アンダー48位タイで迎えた最終ラウンドは、2バーディ、4ボギーの2オーバー74と崩れ、通算1オーバー52位タイに終わっている。