T.レーマン、今季初Vに向け好発進! B.ランガー4位タイ
2012年5月5日(土)午前11:24
昨季の米チャンピオンズツアー賞金王トム・レーマン(米)が、今シーズン初優勝に向け絶好のスタートを切った。
同ツアーのインスぺリティ選手権が現地時間4日、テキサス州のザ・ウッドランズCCを舞台に開幕。初日のこの日、バックナインで1イーグル、5バーディ(1ボギー)の猛攻を見せたレーマンが7アンダー65をマークし単独トップに立った。
1打差の2位タイにトム・ジェンキンス(米)とフレッド・ファンク(米)が続き、3打差の4位タイに現在賞金ランキング2位につけるベルンハルト・ランガー(独)、ジョン・クック(米)、ローレン・ロバーツ(米)、ブラッド・ブライアント(米)、ジョン・ヒューストン(米)らがつけている。
首位発進のレーマンは賞金王になった昨年、この時期までにすでに3勝を挙げるハイペースだったが、今季は2月のエースグループ・クラシックの3位タイが最高で賞金ランクも20位とまだエンジンがかかっていない状況。だがこの日は好調なショットにパットが噛み合い、シーズン初Vに向けて願ってもないポジションを確保した。今月末からのメジャーシーズンに弾みをつけるためにも、今大会で1つきっかけをつかんでおきたいものだ。
ところで大会2日目には、ある画期的なイベントが盛り込まれている。それはゴルフ界の元祖“ビッグ3”をはじめとした往年の名プレーヤーたちが、特別に18ホールマッチを行うというもの。現在82歳のアーノルド・パーマー(米)、72歳になったジャック・ニクラウス(米)、南アの黒豹こと76歳のゲイリー・プレイヤー(南ア)、72歳のリー・トレビノ(米)らすでに競技から遠ざかっている面々が、最終組の後ろで回り18ホールで雌雄を決する。本戦とは別にこちらのイベントも、ゴルフファンには堪えられない至福の試みとなりそうだ。