L.ウェストウッド連覇達成! 小林ベスト10入り
2012年4月23日(月)午前8:52
32ホールの長丁場を戦い抜いたリー・ウェストウッド(英)が見事連覇を達成した。
アジアンツアーのインドネシアン・マスターズ(インドネシア、ロイヤルジャカルタGC)は現地時間22日、荒天によるサスペンデッドとなった第3ラウンドの続きと最終ラウンドの競技を終了。初日から首位を快走したディフェンディング・チャンピオンのウェストウッドが通算16アンダーでキャリア通算38勝目を挙げた。2打差の単独2位にはタワン・ウィラチャン(タイ)が入っている。
第3ラウンドを終え後続から8ストロークの大量リードを奪ったウェストウッドだったが、楽勝に思えた最終ラウンドは産みの苦しみを味わった。「あまりにもリードが大きすぎて、攻めるべきか守るべきか迷ってしまった。それにこの暑さの中で32ホールを消化したんだからね。体力を消耗してもうクタクタだ」とウェストウッド。その言葉通り最終ラウンドはボギーを5つ叩き2オーバー74と不本意な内容。それでも大量リードに守られ、世界ランク3位の貫禄を見せつけた格好だ。
その他、通算12アンダー3位タイにシブ・カプール(インド)、ガガンジート・ブウラー(インド)、通算11アンダー単独5位にアニルバン・ラヒリ(インド)が食い込むなどインド勢の健闘が目立った。
日本勢は小林正則が第3ラウンドで2オーバー74と崩れたものの、最終ラウンドを2アンダー70にまとめ、通算7アンダー10位タイに入ったのが最高。片岡大育は通算4アンダー23位タイ、田保龍一と塚田陽亮は予選落ちに終わっている。