L.ウェストウッド独走態勢! 小林暫定6位タイで最終日へ
2012年4月22日(日)午後1:28
アジアンツアーのインドネシアン・マスターズ(インドネシア、ロイヤルジャカルタGC)は現地時間21日、荒天サスペンデッドとなった第2ラウンドの続きと第3ラウンドの競技を行ったが、最終組がわずか4ホールを消化したところで雷雲がたちこめ中断。そのまま2日連続のサスペンデッドが決まった。
悪条件の中、連覇を目指す世界ランク3位のリー・ウェストウッド(英)が順調にスコアを伸ばし独走態勢に入った。予選ラウンドを単独トップでクリアすると、第3ラウンドに入っても好調を維持。4ホールで2バーディを奪い通算13アンダーで後続に4ストロークの大差をつけ逃げ切り態勢に入った。
「サスペンデッドは誰にとっても落胆の材料。特に今日は良い流れできていたのでそのままプレーを続けたいという気持ちはあった。でも雷の危険性があるなら仕方がない。幸い良いポジションにつけているので、明日また精一杯ゴルフがしたい」と静かに連覇に意欲を燃やすウェストウッド。最終日は午前6時45分から第3ラウンドの続きを消化し、9時半から最終ラウンドを行う強行スケジュールだが、どんな条件でも結果を出すのがトッププレーヤー。敵は天候だけといえそうだ。
そんなウェストウッドと第3ラウンドを最終組で回ったのが小林正則だ。第2ラウンドを単独3位で終えると、ウェストウッド、ゾウ・モウ(ミャンマー)と同組で優勝争いの仲間入りを果たす。第3ラウンドは出だしの1番でボギーを叩いたが、その後はこらえてパーをセーブし4ホール終了時点で通算6アンダー暫定6位タイの好位置につけている。
他の日本勢は、片岡大育も通算5アンダー暫定9位タイにつけ上位を伺う展開だが、田保龍一と塚田陽亮は残念ながら予選落ちに終わった。