L.ウェストウッド暫定トップ 小林&片岡暫定8位タイ
2012年4月20日(金)午後9:45
荒天のため第2ラウンドがサスペンデッドとなったアジアンツアーのインドネシアン・マスターズ(現地時間20日/インドネシア、ロイヤルジャカルタGC)で、世界ランク3位のリー・ウェストウッド(英)がトーナメントをリードしている。
ディフェンディング・チャンピオンとして今大会に挑んでいるウェストウッドは初日から快調なゴルフで単独トップに立っていたが、この日も天候が崩れる前に第2ラウンドを4アンダー68にまとめ通算11アンダーで暫定ながらダントツの首位をキープ。連覇に向け絶好のポジションを確保した。
「(順延になる前に)ホールアウト出来て良かった。今日は暑さと湿気で、かなり体力を消耗したので午後はゆっくり体を休めて週末に臨みたい」と我慢強いゴルフでボギーを1つも叩くことなく第2ラウンドの競技を終えたウェストウッド。2週間前のマスターズではメジャー初Vこそ逃したが3位タイに入り存在感を示したばかり。相性の良い大会で今週こそシーズン初勝利を挙げたいものだ。
その他上位陣は3打差の暫定2位にかつて日本でも活躍したゾウ・モウ(ミャンマー/12ホール終了)が続き、通算6アンダー暫定3位にキーラン・プラット(豪/18ホール終了)がつけている。
日本勢は初日27位タイ発進の片岡大育(18ホール終了)が4アンダー68で回り、通算4アンダー暫定8位タイに浮上。午後スタートの小林正則は8ホールしかプレーすることが出来なかったが、片岡と同じ通算4アンダー暫定8位タイとまずまずのポジションをキープしている。
一方、田保龍一は8ホール終了時点で通算2オーバー暫定55位タイと目下カットライン当落線上。塚田陽亮は11ホールを終え4つスコアを落とし、通算6オーバー暫定89位タイと決勝ラウンド進出が危うい状況に陥っている。