マスターズ出場のT.ワトソン、B.ランガーらが激突!
2012年4月13日(金)午前10:27
トム・ワトソン(米)、ベルンハルト・ランガー(独)の2人がマスターズでプレーした余韻を胸に、主戦場の米チャンピオンズツアー出場に張り切っている。
ワトソンは、松山英樹らと同組でラウンドしたマスターズ予選で初日こそ「77」を叩いたが、2日目は2オーバー74と奮闘。予選通過には2打及ばなかったものの、“新帝王”と呼ばれた往年を思わせるプレーぶりでパトロンたちを喜ばせた。
喝采こそプロたちの大きなエネルギーの源。そのことをよく知るワトソンが挑むのは、プロアマ形式で行われるエンコンパス・インシュランス・プロアマ・オブ・タンパベイ(現地時間13?15日/フロリダ州、TPCタンパベイ)。かつてアウトバック・ステーキハウス・プロアマと呼ばれていた頃に2007年、2008年と連覇を飾っているが、“マスターズ効果”で昨年のシニアPGA選手権以来の勝利の美酒に酔いたいところだ。
一方のランガーもマスターズでは2日目に「80」を叩いて予選落ちを喫したが、初日のスコアはイーブンパー72。過去2勝している祭典でしっかりと手応えと自信を取り戻している。今季チャンピオンズツアーではトップ3入りが3回あり、うち2度は2位だが優勝はまだない。チャールズ・シュワブカップポイントランクでは首位に立ち、ショット、パットともに好調なだけに、早くシーズン初優勝をと意気込んでいる。
他にディフェンディング・チャンピオンのジョン・クック(米)、ジェイ・ハース(米)、ケニー・ペリー(米)、ローレン・ロバーツ(米)らが実力者たちが参戦し激戦を繰り広げる。