マスターズ惜敗のL.ウーストハウゼンが雪辱誓う! 欧州ツアー
2012年4月12日(木)午前10:17
ルイス・ウーストハウゼン(南ア)がマスターズ惜敗の悔しさを次なる戦いにぶつける。
先週行われたマスターズの最終日、2番でアルバトロスを奪うなどして優勝争いを演じブッバ・ワトソン(米)とのプレーオフへ。だが、サドンデス2ホール目でボギーを叩き、メジャー2勝目を惜しいところで逃した。その傷が癒える間もなくすぐに向かったのは、欧州、アジア両ツアー共催のメイバンク・マレーシアン・オープン(現地時間12日開幕/クアラルンプールG&CC)の舞台であるマレーシアだった。
「自分のゴルフができなかったことが今でもまだ少し残念だ」と言いながらも気持ちはあくまで前向きだ。「先週の戦いは大きな自信を与えてくれた。オーガスタではこれまで予選を通過したことがなかったんだから」と笑い、「調子の良さを維持したい」と胸を張り、マスターズでの雪辱をホームツアーでの更なる飛躍で果たすことを誓った。
また、マスターズ連覇は果たせなかったものの、同郷のウーストハウゼンの戦いを固唾を呑んで見守ったチャール・シュワーツェル(南ア)も参戦。「自分がプレーしているよりも見ているほうが大変だと思う。だって何もできないんだからね。もし僕がルイス(ウーストハウゼン)にグリーンジャケットを着せてあげることができたら夢のような話だったけど、そうはならなかった。彼は最高のゴルフをしたけれど勝てなかったんだ。ゴルフは時々そんな風にフェアじゃないこともある」と、先週の大一番を振り返った。予選ラウンド2日間を同組でプレーする2人は互いに刺激し合って上位進出を狙う。
その他に、マーティン・カイマー(独)、マッテオ・マナセロ(伊)、ジーブ・ミルカ・シン(インド)、アルバロ・キロス(スペイン)らも参戦。平塚哲二、片岡大育の日本勢も加わって激しいサバイバルゲームを予感させる。