小山内が6位タイに浮上、藤田も好位置 インドネシアオープン
2012年3月25日(日)午前9:44
JGTO(日本ゴルフツアー機構)とワンアジアツアーの初共催の大会で、小山内護が最終日を6位タイで迎えることになった。
現地時間24日に行われたインドネシアオープン第3ラウンド(インドネシア、エメラルドG&CC)は、首位でスタートした日本ツアーでもおなじみのデビッド・スメイル(ニュージーランド)が2オーバー74で通算5アンダー4位タイに後退。代わって、この日5アンダー67でプレーしたニック・カレン(豪)が単独首位に立った。4打差2位でステファン・リーニー(豪)が追う展開。そんな中、小山内は3アンダー69でプレーし首位と7打差ながら通算4アンダー6位タイにつけている。
「今オフは例年に比べて打ち込みを行った。その成果が出ている」と話した小山内だがラウンド内容は今ひとつ。アプローチをショートしたり風を読みちがえたり、3パットをしながら、それでも6位タイの好位置。「明日も自分のゴルフをするだけ。優勝も狙ってません」と笑うが「こんな難しいコースは好きです」とも口にしており、コンディション次第では十分チャンスは残されている。
また、ベテランの藤田寛之、白佳和の2人も通算3アンダー9位タイ。「明日は優勝よりも課題のショットを少しでも克服していいゴルフをしたい」(藤田)、「日本の開幕戦に向けて一つでも収穫を得て帰りたい」(白)と、それぞれが自分の目標を掲げて最終日に挑む。
他の主な日本勢は、山下和宏が通算2アンダー12位タイ、富山聡が通算1アンダー19位タイ。浅地洋佑、富田雅哉が通算2オーバー35位タイ、宮里優作が通算4オーバー44位タイ、丸山大輔が通算5オーバー49位タイとなっている。