2年ぶりのツアー優勝を飾ったばかりのローレン・ロバーツ（米）と、相変わらずの飛ばし屋ぶりを見せるフレッド・カプルス（米）の実力者2人を中心に、激戦が展開される。

　米チャンピオンズツアー、ミシシッピーガルフ・リゾート・クラシック（現地時間23?25日／ミシシッピー州、フォーリンオークGC）に出場するロバーツは、先週の東芝クラシックで2010年のディックス・スポーティンググッズ・オープン以来となるツアー13勝目を記録。元々、パッティングの達人と呼ばれたロバーツだったが、そのパッティングが狂ってしまって以降勝利から遠ざかっていたが見事に復活を果たした。2年ぶりの勝利で自信を取り戻しており、2週連続優勝に意欲を燃やしている。

　一方のカプルスはショットに不安を抱えていたが、復調の兆しを見せている。2週後にはマスターズ（現地時間4月5?8日／ジョージア州、オーガスタナショナルGC）も控えており、まだまだ衰え知らずのカプルスもやる気満々だ。

　また、東芝クラシックではロバーツから2打差の2位タイとなったベルンハルト・ランガー（独）は、今季ここまでの4試合中3試合で3位タイ以内に入っており、現在賞金ランキングとチャールズ・シュワブカップの両方でトップ。安定した強さを見せている。

　ディフェンディング・チャンピオンのトム・レーマン（米）は、今季まだトップ10入りが1回のみ。手探り状態が続いているが、調子を取り戻し連覇できるかに注目したい。

　その他、ニック・プライス（ジンバブエ）、マーク・オメーラ（米）、ジェイ・ハース（米）らが参戦し大会を盛り上げる。

　尚、今大会に日本勢は出場しない。