欧州ツアー アマ伊藤が25位タイ発進、首位はD.マッグレイン
2012年3月23日(金)午前10:16
欧州ツアーのハッサン2世国王ゴルフ・トロフィーは現地時間22日、モロッコのパライス・ロイヤルG&オーシャンGを舞台に第1ラウンドの競技を終了。杉並学院高1年のアマチュア、伊藤誠道は1アンダー71でプレーし、7アンダー65で回った首位ダミアン・マッグレイン(アイルランド)に6打差の25位タイで初日を終えた。
伊藤はスタートの10番でいきなりイーグルを奪うと、さらに12番でもバーディを奪取するロケットスタート。13番、14番のボギーで失速したが、すぐに15番でバーディを取り返し2アンダーで前半を折り返す。後半は4番のダブルボギーが響いたが、それでも7番でこの日3つ目のバーディを奪って1アンダー71でフィニッシュ。百戦錬磨の選手たちを相手に十分戦えるところを見せた。
昨季の国内男子ツアー、ANAオープンゴルフトーナメントで優勝争いを演じた伊藤は、弱冠16歳ながら探究心旺盛で、その場にいるプロたちの技を見て盗むことには意欲的。それだけに、世界の実力者たちが出場する今大会を楽しみにしていたようだが、経験だけではなく結果を求めることも出来そうだ。
もう一人の日本勢、平塚哲二は2バーディ、2ボギー、1ダブルボギーの2オーバー74でホールアウト。パブロ・ララサバル(スペイン)、ジーブ・ミルカ・シン(インド)らと並ぶ65位タイと出遅れている。
その他、首位に2打差の単独2位にアルハンドロ・カニサレス(スペイン)。4アンダー68の3位タイにエドアルド・モリナリ、3アンダー69の10位タイにマッテオ・マナセロ、2アンダー70の18位タイにフランセスコ・モリナリと、イタリアトリオも好位置につけている。