藍、昨年欠場のリベンジなるか!?
2014年2月26日(水)午後0:11
宮里藍が昨年のリベンジに挑む。
米女子ツアーの今季第4戦 HSBC女子チャンピオンズは現地時間27日、シンガポールのセントーサGC ザ・セラポンCを舞台に開幕。同大会にはエース・藍をはじめ、宮里美香、上原彩子の3人の日本勢が出場するが、藍には昨年現地入り直前のアクシデントで出場出来なかった事情がある。
昨年、ホンダLPGAタイランドでシーズンをスタートさせた藍は、続くHSBC女子チャンピオンズにも出場予定でいた。だが、タイでの試合に出場後、シンガポール移動のため空港に向かう途中、藍ら選手関係者らの乗る車数台が巻き込まれる玉突き事故が発生。大事には至らなかったが、頸椎捻挫(むち打ち)と診断された藍は、同大会出場を断念した経緯がある。それだけに今年こそ頑張りたいという気持ちがあるのだ。
タナ・メラCC(シンガポール)で行われた2010年大会覇者でもある藍だが、昨年から開催コースがセントーサGCに変わったこともあり、現地入りするとすぐに9ホールの練習ラウンド行った。翌日には、もう9ホールを回ってしっかり下見を済ませている。シーサイドコース特有の海風がスコアメイクのカギとなってきそうな同コース。ハザードも数多く、ティーショットの落としどころも大切になるとあって、それをしっかりと把握して大会2勝目を狙っている。
大会連覇がかかるステイシー・ルイス(米)は、前週のホンダLPGAタイランドでも5位タイと好調だ。現在3位のロレックスランキング(女子世界ランキング)で、さらに上を狙うためにもシーズン初優勝といきたいところ。今大会はロレックスランクトップ20のうち19人が出場し、今季初めてトッププレーヤーが勢揃いする。前週優勝のアンナ・ノルドクビスト(スウェーデン)や惜敗した女王インビー・パーク(韓)、開幕戦を制したジェシカ・コルダ(米)、スーザン・ピーターセン(ノルウェー)、カリー・ウェブ(豪)、ポーラ・クリーマー(米)らの実力者たちが繰り広げる激戦に注目だ。