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混戦抜け出しM.カルカベッキア単独トップ浮上
2012年3月18日(日)午前11:57
難コンディションに各選手ともスコアメイクに苦しむ中、2日連続4アンダー67で回ったマーク・カルカベッキア(米)が単独トップに躍り出た。
米チャンピオンズツアーの東芝クラシック(カリフォルニア州、ニューポートビーチCC)は現地時間17日、第3ラウンドの競技を終了。初日9位タイにつけたカルカベッキアが通算8アンダーで単独首位に浮上。2打差の2位タイにフレッド・カプルス(米)とローレン・ロバーツ(米)が続き、通算5アンダー4位タイに初日のトーナメントリーダーのひとりベルンハルト・ランガー(独)、デビッド・エガー(米)、マーク・マクナルティ(アイルランド)がつける展開。
ちなみに初日ランガーとともに首位タイにつけたボビー・クランペット(米)とオーリン・ブラウン(米)はそれぞれ3オーバー74、5オーバー76とスコアを崩し、クランペットが14位タイ、ブラウンは32位タイへと大きく順位を落としている。
レギュラーツアー時代、1989年の全英オープンを含むツアー通算13勝を挙げているカルカベッキア。今シーズンもチャンピオンズツアー出場3試合でトップ10入り2回と好調を維持しており、選手たちの間では「賞金王候補のひとり」と噂されている実力者。この日もパーオン率89パーセントとショットは絶好調。持ち前のショットにパットが噛み合えば、昨年8月のボーイング・クラシック以来のツアー通算2勝目が見えてくるはずだ。