世界女子選手権、日本を舞台に活躍するS.フェンら中国勢絶好調!
2012年3月4日(日)午後0:29
欧州女子ツアーと中国女子ツアーの共催で、19の国と地域の団体戦(中国は2チームなので20組)と個人戦が平行して行われる世界女子選手権は中国・海南島のミッションヒルズGC海口を舞台に現地時間3日、ストロークプレーによる第2ラウンドの競技を行い、通算9アンダーまでスコアを伸ばした初日のトーナメントリーダーのひとりシャンシャン・フェン(中/66-69)と、2009年から日本ツアーに参戦している葉莉英(中/68-67)の地元勢が個人戦で首位の座を分け合った。
フェンは米ツアー初の中国人シード選手。最近では日米を股にかけて活躍を続けているが、一方の葉も昨季日本ツアーのゴルフ5レディスプロゴルフトーナメントで優勝を飾るなど賞金ランク26位の立派な成績でシード権を確保した逸材。その2人がペアを組む中国チーム(通算18アンダー)が団体戦で2位のタイチームに8ストロークの大差をつけ独走態勢に入った。
「普段はリーダーボードを見ない方なのですが、今日に限っては何度もチェックしました。2人揃ってボードの上位を確保している状態を確認しながらのゴルフはとても爽快でした。2人のうちどちらが(個人戦で)優勝してもきっと凄く満足すると思います」と世界ランク12位のフェンは地元勝利に意欲を見せた。
時期的な問題もあり今大会には世界ランク上位選手は出場しておらず、日本勢も国内女子ツアー開幕戦のダイキンオーキッドレディスゴルフトーナメントと重なるため出場していない。