川村、世界への第一歩! 谷、中西も参戦
2014年2月26日(水)午後0:12
川村昌弘が世界進出への第一歩を踏み出す。
アジアンツアーの今季開幕戦 セイルSBIオープンは現地時間26日、インドのデリーGCを舞台に開幕。川村は日本、アジアン両ツアー共催のアジアパシフィック パナソニックオープンに昨年優勝したことで両ツアーの出場権を獲得、さっそくそれを生かして参戦する。
2月はじめに行われた日本ゴルフトーナメント振興協会(GTPA)の2013年のルーキー・オブ・ザ・イヤー(新人賞)表彰式に出席した川村は、「去年も(全英、全米オープンの)予選を通れなかった。もう一度トライしたい」と世界挑戦に強い意欲を示していた。年明け早々に臨んだ米男子ツアーのソニー・オープン・イン・ハワイでは残念ながら予選落ち。だが、その後しっかりと体を作って今大会に乗り込んできた。
予選ラウンドでは、大会3連覇がかかるアニルバン・ラヒリ(インド)とアーノンド・ヴォンヴァニジ(タイ)と同組で、目玉の組の一つであるのは明らかだ。日本ツアー開幕前には、まだまだアジアンツアーでのプレーも予定しており、しっかりとマイペースで上位を目指したい。
一方、Qスクール・ファイナルステージ(最終予選会)をトップタイで突破した谷昭範にも期待がかかる。欧州ツアーとの共催競技が増えて以来、著しくレベルアップしているアジアンツアーだけに、ここで実力を磨けば世界でも通用する選手になれるはず。これまでにもアジアでの経験はたくさん積んでいる谷が、さっそく結果を出してくれれば最高だ。
その他、Qスクール34位タイでフル参戦権を獲得した中西直人も出場。百戦錬磨の選手が集まるツアーが今年も始まる。