飯島が激闘のプレーオフを制し、日本人今季初V! 上田は1打及ばず…
2015年3月22日(日)午後5:59
国内女子ツアーのTポイントレディス ゴルフトーナメントは22日、佐賀県の若木ゴルフ倶楽部を舞台に最終ラウンドの競技を終了。飯島茜が、全美貞(韓)との6ホールに及ぶプレーオフを制して優勝。5年ぶりとなるツアー通算7勝目を挙げた。
この日、アンダーパーをマークしたのはわずか9選手と多くの選手がスコアを落とすなか、全はノーボギーの5アンダー67と完璧なプレーを見せ、一足先にホールアウト。一方の飯島は、13番でダブルボギーを叩いたものの、上がり5ホールで3つのバーディを奪って猛追。イーブンパー72で正規の54ホールを終えて、両者ともに通算3アンダーで並び、優勝の行方はプレーオフへと委ねられることとなった。
18番ホールの繰り返しで行われたプレーオフは、3ホール目でお互いバーディを取り合うなど、譲らない展開が続いて迎えた6ホール目。両者ともに3打目でグリーンに乗せると、飯島がバーディとしたのに対し、全は距離の残ったパットを沈めることが出来ず。国内女子ツアーのプレーオフ最長記録(7ホール)に迫ろうかという激戦は、今季初の日本人優勝という形で幕を閉じた。
トップと1打差の3位タイには、上田桃子、一ノ瀬優希、藤本麻子の3人。上田は11番でバーディを奪い、一時は単独トップとなる場面もあったが、最終18番で迎えた短いバーディパットを沈めることができず、プレーオフに進出することができなかった。
通算1アンダーの単独6位は菊地絵理香。アマチュアの永井花奈(日出高2年)は、開幕戦優勝のテレサ・ルー(台)、イ・ボミ(韓)らと並び通算2オーバー12位タイでフィニッシュ。2年連続となるローアマチュアを獲得している。
ディフェンディング・チャンピオンの森田理香子は2オーバー74で、ホステスプロの木戸愛らと同じ通算5オーバー29位タイ。原江里菜は6オーバー78と大きく崩れ、通算7オーバーの40位タイで大会を終えた。
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