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R.マキロイ3位発進! 欧米W賞金王を狙うL.ドナルドは出遅れ
2011年12月9日(金)午前10:56
ローリー・マキロイ(北アイルランド)が、逆転での欧州ツアー賞金王獲得へ向け絶好のスタートを切った。
欧州ツアー最終戦、ドバイ世界選手権(UAE、フメイラー・ゴルフ・エステイツ)が現地時間8日に開幕。82万2,164ユーロ(約8,600万円)差で賞金ランキング首位に立ち、史上初の欧米ダブル賞金王獲得にまい進するルーク・ドナルド(英)と、逆転を狙うマキロイが同組で激突した。
出だしの1番でマキロイがバーディを奪ったのに対し、ドナルドはボギー。いきなり2打の差がついた。だが、続く2番でマキロイはダブルボギーを叩いてしまう。これに対してドナルドはバーディ。ここで形勢は逆転。3番、5番は共にバーディだったが、8番でドナルドは4つ目のバーディ奪取。このホールをマキロイはボギーとし、2人の差は3打に広がった。この時点まではドナルド有利の展開だったが、しかし、10番でマキロイがバーディを奪うと流れは変わった。
13番、14番と連続バーディを奪ったマキロイに対し、パーセーブを続けていたドナルドが14番でボギー。この時点でマキロイが3アンダーに対し、ドナルドは2アンダーと形勢が再びマキロイに傾く。そして、ドナルドが14番から3連続ボギーを叩くなどしてイーブンパー72の26位タイで初日を終えたのに対し、マキロイは6アンダー66でホールアウト。この結果、単独3位につけたマキロイに、初日の軍配は上がった。
8アンダー64で単独首位に立ったピーター・ハンソン(スウェーデン)から2打差の単独3位につけたマキロイは、「たぶん人生最高のゴルフだったと思う。すごくボールがつかまっていたし、いくつかのパットはいい転がりを見せてくれた」と満面の笑みを見せた。
マキロイが今大会で優勝し、ドナルドが10位以下でなければ逆転は不可能な厳しい状況だが、困難に立ち向かう22歳のマキロイ。2日目以降がますます楽しみになってきた。
一方、終盤に失速し、首位に8打差、マキロイに6打差をつけられたドナルドだったが、「今日はフロントナインはうまく行ったけど、後半の悪いショットが響いた。でも巻き返しを狙うよ」と淡々としたもの。米ツアー最終戦では、賞金ランク首位に立っていたウェブ・シンプソン(米)と優勝争いを繰り広げた末、最終日に好プレーを見せて優勝。逆転でタイトルを手にしているだけに、自信は揺らがないようだ。
その他では、7アンダー65の単独2位にポール・ローリー(スコットランド)、5アンダー67の単独4位にセルヒオ・ガルシア(スペイン)がつけている。
優勝賞金92万2,645ユーロ(約9,600万円)の高額賞金がかかる今大会だけに、タイトルを争う2人以外の選手も意欲は十分。激戦は必至の様相を呈している。
欧州ツアー最終戦、ドバイ世界選手権(UAE、フメイラー・ゴルフ・エステイツ)が現地時間8日に開幕。82万2,164ユーロ(約8,600万円)差で賞金ランキング首位に立ち、史上初の欧米ダブル賞金王獲得にまい進するルーク・ドナルド(英)と、逆転を狙うマキロイが同組で激突した。
出だしの1番でマキロイがバーディを奪ったのに対し、ドナルドはボギー。いきなり2打の差がついた。だが、続く2番でマキロイはダブルボギーを叩いてしまう。これに対してドナルドはバーディ。ここで形勢は逆転。3番、5番は共にバーディだったが、8番でドナルドは4つ目のバーディ奪取。このホールをマキロイはボギーとし、2人の差は3打に広がった。この時点まではドナルド有利の展開だったが、しかし、10番でマキロイがバーディを奪うと流れは変わった。
13番、14番と連続バーディを奪ったマキロイに対し、パーセーブを続けていたドナルドが14番でボギー。この時点でマキロイが3アンダーに対し、ドナルドは2アンダーと形勢が再びマキロイに傾く。そして、ドナルドが14番から3連続ボギーを叩くなどしてイーブンパー72の26位タイで初日を終えたのに対し、マキロイは6アンダー66でホールアウト。この結果、単独3位につけたマキロイに、初日の軍配は上がった。
8アンダー64で単独首位に立ったピーター・ハンソン(スウェーデン)から2打差の単独3位につけたマキロイは、「たぶん人生最高のゴルフだったと思う。すごくボールがつかまっていたし、いくつかのパットはいい転がりを見せてくれた」と満面の笑みを見せた。
マキロイが今大会で優勝し、ドナルドが10位以下でなければ逆転は不可能な厳しい状況だが、困難に立ち向かう22歳のマキロイ。2日目以降がますます楽しみになってきた。
一方、終盤に失速し、首位に8打差、マキロイに6打差をつけられたドナルドだったが、「今日はフロントナインはうまく行ったけど、後半の悪いショットが響いた。でも巻き返しを狙うよ」と淡々としたもの。米ツアー最終戦では、賞金ランク首位に立っていたウェブ・シンプソン(米)と優勝争いを繰り広げた末、最終日に好プレーを見せて優勝。逆転でタイトルを手にしているだけに、自信は揺らがないようだ。
その他では、7アンダー65の単独2位にポール・ローリー(スコットランド)、5アンダー67の単独4位にセルヒオ・ガルシア(スペイン)がつけている。
優勝賞金92万2,645ユーロ(約9,600万円)の高額賞金がかかる今大会だけに、タイトルを争う2人以外の選手も意欲は十分。激戦は必至の様相を呈している。