C.ボールジョン逆転V! 上原は44位タイで終戦
2012年2月6日(月)午前11:40
オランダ出身のクリステル・ボールジョンが、前日単独首位の全米女子オープンチャンピオン、リュウ・ソヨン(韓)を逆転し優勝を飾った。
欧州女子ツアーと豪州女子ツアーが共催するRACVオーストラリアン・レディス・マスターズは現地時間5日、ゴールドコーストのロイヤルパインズ・リゾートを舞台に最終ラウンドの競技を終了。リュウに3打差の単独2位からスタートしたボールジョンは最終ホールをバーディで締めくくり4アンダー68をマーク。通算21アンダーまでスコアを伸ばし、この日72とスコアを伸ばせなかったリュウ、67で回ったキム・ハヌル(韓)とダイアナ・ルナ(伊)の3人に1打差をつけ勝利を収めた。
「最終ホールをバーディで締めくくれて最高です。最後の最後まで気が抜けない展開でした」とホッとした表情を見せた24歳のボールジョン。日本ではまだ無名だがヨーロッパではこれが2勝目で、女子版のライダーカップ、ソルハイムカップでは昨年も欧州チームのメンバーに選ばれている。
その他、16歳のアレクシス・トンプソン(米)は通算11アンダー15位タイ、前週の豪州女子ツアーで石川遼の世界最年少V記録を抜いて14歳で優勝を飾ったアマチュアのリディア・コ(ニュージーランド)は通算6アンダー32位タイだった。
日本勢で唯一予選を突破した上原彩子は、最終日も1アンダー71と平凡なスコアで通算4アンダー止まり。44位タイで4日間の競技を終えている。なお、木戸愛と甲田良美は予選敗退している。