松山が全米OP優勝予想3位に! 生涯グランドスラムがかかるP.ミケルソンは4位
2015年6月17日(水)午前9:51
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(写真提供:Getty Images)
現地時間18日に開幕する米男子ツアーの今季メジャー第2戦、全米オープンゴルフ選手権(ワシントン州チェンバーズGC)のパワーランキング(優勝予想)が発表され、メジャー初制覇を目指す松山英樹は3位、キャリアグランドスラムがかかるフィル・ミケルソン(米)は4位に予想された。
チェンバーズGCは広めのグリーン、厳しい起伏、そして予測不能なピン位置と、パット巧者が実力を発揮するのが難しいコース設定。パッティングに依存しない松山のゲーム運びは上位進出に適している。また、忍耐がカギとなるコースではスクランブル7位の松山のリカバリー能力がものを言うと見られている。本人の調子も前戦のザ・メモリアル・トーナメントで5位タイに入るなど、決して悪くない。
優勝予想1位はやはり世界ランキングNo.1のローリー・マキロイ(北アイルランド)。最近は連戦の疲れが出ていたが、全米オープンに向けては休養十分。5月のウェルズ・ファーゴ選手権を大会記録で制するなど今季も実力の違いを見せつけており、スタッツもやはりマキロイの優位を示す。
2位のジョーダン・スピース(米)は、21歳の若さながらも対応力が抜群。どんなコースでもスコアを伸ばせるため、独特な雰囲気のチャンバーズ・ベイにも対応ができるだろう。平均ストロークはツアートップ。マスターズに次ぐメジャー連勝が期待される。
4位に予想されたミケルソンは、ここで勝てばキャリアグランドスラム達成。全米オープンでは6度の準優勝を経験しており、2013年大会では、3日目までトップを守りながらも最終日に崩れた苦い思い出がある。2年前を振り返ったミケルソンは「勝てたと思う。それに相応しいプレーをしていた。終盤のいくつかのミスが響いたんだ」と悔しさをにじませた。
それでも、今年は最近5試合でトップ5入りを3回記録し、好き嫌いが分かれるコースについても好意を示している。「ここ数年は自分のベストなゴルフができない期間を過ごしてきたけど、調子は上向いていると感じている。どこまで来ているかは分からないけど、今週はどれほど復調してきたのかを試すいい機会になるね」と話し、週末を楽しみにしている様子を見せていた。
以下、ここ4試合すべて20位以内と好調なビリー・ホーシェル(米)が5位。松山同様、パットに頼らないプレーをする2013年覇者のジャスティン・ローズ(英)が6位。最近メジャーでは必ず上位に食い込むリッキー・ファウラー(米)が7位と予想されている。
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4大メジャーの中でも最も難しいセッティングで行われ、「世界で最も厳しいゴルフの試練」とも呼ばれる全米オープン。今年その舞台となるのは、ワシントン州にあるロバート・トレント・ジョーンズJr設計のチェンバーズベイGCだ。マスターズで5位に入った松山英樹のメジャー初制覇なるか!?
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