G.パーク引退試合で上原が18位タイ発進! 有村出遅れ
2013年10月18日(金)午後5:29
メジャー1勝を含む米女子ツアー通算6勝を挙げ、朴セリ(韓)らと一時代を築いた韓国のパイオニア、グレース・パーク(韓)の引退試合で、上原彩子がまずまずのスタートを切った。
同ツアーのアジアシリーズ第3戦 LPGA KEBハナバンク選手権が韓国のスカイ72GC、オーシャンCを舞台に現地時間18日に開幕。現在ポイントランク3位につけ逆転でのルーキー・オブ・ザ・イヤー(新人賞)を狙う上原が、3バーディ、2ボギーの1アンダー71で回り18位タイにつけた。
前半は完璧な滑り出しだった。3番でバーディを先行させると、11番までに2つバーディを加えて上位戦線に顔を出す。しかし肝心の上がり4ホールでボギーを2つ叩き、首位に並んだエイミー・ヤン(韓)、アンナ・ノルドクビスト(ノルウェー)、キャサリン・ハル(豪)、ジュヨン・パーク(韓)に4打のビハインドを背負うことに。今週は同ツアーでは珍しい3日間の短期決戦だけに、上位に食い込むためには第2ラウンドでのチャージが必須になりそうだ。
一方、上原と同じ米女子ツアールーキーの有村智恵は苦戦を強いられた。10番スタートの12番でボギーを叩くと前半はノーバーディの3オーバー。折り返し直後の1番、さらに4番でバーディを奪い巻き返すかに思われたが、6番でボギーを叩くとスコアを伸ばしたかった7番パー5で痛恨のダブルボギー。4オーバー76は出場78人中61位タイと大きく出遅れた。
今大会限りで現役を退くグレース・パークは、有村と同じ4オーバー76を叩いて61位タイ。第2ラウンドは有村と同組でのラウンドが決まっている。
その他の注目選手は3アンダー69をマークしたディフェンディング・チャンピオンのスーザン・ピーターセン(ノルウェー)が、申智愛(韓)、ミッシェル・ウィー(米)らと並び6位タイにつけ、ロレックスランキング(女子世界ランキング)1位のインビー・パーク(韓)が2アンダー70、13位タイ。前週優勝のレクシー・トンプソン(米)は1アンダー71で上原らと並び18位タイからのスタート。
尚、藍、美香のダブル宮里は今大会に出場していない。