海外男子
伏兵R.バーンズが依然リード! タイガー追撃態勢
2009年6月22日(月)午後1:05
- この記事のキーワード
予選会を勝ち上がって出場権を得たリッキー・バーンズ(米)が、同じく予選会組のルーカス・グローバー(米)と暫定トップを分け合った。
今季メジャー第2戦の第109回 全米オープンは現地時間21日、ニューヨーク州ベスページ・ステート・パーク(ブラックC)を舞台に前日サスペンデッドの第3ラウンドと最終ラウンドを実施。しかし、荒天の影響で4日連続のサスペンデッドが決まり、22日に最終ラウンドの続きが行われることになった。バーンズとグローバーの最終組は最終ラウンドの2ホール目でティーショットを打ったところで順延が決定。月曜日に全員が72ホールを終えた時点で、まだ決着がつかない場合は、午後18ホールのプレーオフを強行する予定になっている。
21日にしてようやく第3ラウンドをスタートさせたバーンズは序盤の4番でイーグルを奪って、その時点での通算スコアを二桁アンダー(通算11アンダー)に乗せる好調ぶり。そのまま突っ走るかに見えたが、後半ボギーがかさみイーブンパー70止まり。グローバーに1打差をつけ、その時点で単独トップをキープした。
「最終ホールでボギーを叩いたのは悔やまれるが、メジャーの第3ラウンドをイーブンパーに(スコアを)まとめられたんだから良しとしなければ。こういう位置で戦った経験は今までないので、優勝を狙うというより、きちんと最後まで戦い抜きたい。状況は悪くない」と3ラウンド目を終えた直後に語ったバーンズ。最終ラウンドに入ると平常心ではいられなかった様子で、1番のティーショットを左に引っかけボギーを叩いた。通算7アンダーでグローバーに並ばれて暫定首位タイ。2番も流れは悪くティーショットがラフにつかまったが、そこで救いのサイレン(順延を知らせるサイレン)が鳴り、競技は翌日に持ち越された。
伏兵を追うのは豪華な顔ぶれ。5打差の暫定3位タイに第3ラウンドの終盤にバーディを奪ったフィル・ミケルソン(米/2ホール終了)とデビッド・デュバル(米/2ホール終了)のメジャーチャンピオンに加え、ハンター・マハン(米/2ホール終了)、ロス・フィッシャー(英/1ホール終了)が続いている。また、ディフェンディング・チャンピオンのタイガー・ウッズ(米/7ホール終了)が通算イーブンパーまでスコアを戻して暫定8位タイに順位を上げている。
「ミスもあったけれど、上に2人しか居ないわけだから諦めないで頑張りたい」とミケルソンが言えば、「ショットはずっと悪くない。ただパットが全く入っていない。それが上との(スコアの)差になっている」と、タイガーは納得の行かない表情。2人が逆転優勝を飾るためには、前途の道のりは厳しい。しかし幾多の奇跡を生み出してきたからこそ、この2人がゴルフ界をリードしているのだ。全米オープン4度の2位(タイを含む)を経験しながら未だ優勝のないミケルソン。カーティス・ストレンジ(米)以来となる20年ぶりの大会連覇の偉業に挑むタイガー。最終ラウンドも2人から目が離せない。
今季メジャー第2戦の第109回 全米オープンは現地時間21日、ニューヨーク州ベスページ・ステート・パーク(ブラックC)を舞台に前日サスペンデッドの第3ラウンドと最終ラウンドを実施。しかし、荒天の影響で4日連続のサスペンデッドが決まり、22日に最終ラウンドの続きが行われることになった。バーンズとグローバーの最終組は最終ラウンドの2ホール目でティーショットを打ったところで順延が決定。月曜日に全員が72ホールを終えた時点で、まだ決着がつかない場合は、午後18ホールのプレーオフを強行する予定になっている。
21日にしてようやく第3ラウンドをスタートさせたバーンズは序盤の4番でイーグルを奪って、その時点での通算スコアを二桁アンダー(通算11アンダー)に乗せる好調ぶり。そのまま突っ走るかに見えたが、後半ボギーがかさみイーブンパー70止まり。グローバーに1打差をつけ、その時点で単独トップをキープした。
「最終ホールでボギーを叩いたのは悔やまれるが、メジャーの第3ラウンドをイーブンパーに(スコアを)まとめられたんだから良しとしなければ。こういう位置で戦った経験は今までないので、優勝を狙うというより、きちんと最後まで戦い抜きたい。状況は悪くない」と3ラウンド目を終えた直後に語ったバーンズ。最終ラウンドに入ると平常心ではいられなかった様子で、1番のティーショットを左に引っかけボギーを叩いた。通算7アンダーでグローバーに並ばれて暫定首位タイ。2番も流れは悪くティーショットがラフにつかまったが、そこで救いのサイレン(順延を知らせるサイレン)が鳴り、競技は翌日に持ち越された。
伏兵を追うのは豪華な顔ぶれ。5打差の暫定3位タイに第3ラウンドの終盤にバーディを奪ったフィル・ミケルソン(米/2ホール終了)とデビッド・デュバル(米/2ホール終了)のメジャーチャンピオンに加え、ハンター・マハン(米/2ホール終了)、ロス・フィッシャー(英/1ホール終了)が続いている。また、ディフェンディング・チャンピオンのタイガー・ウッズ(米/7ホール終了)が通算イーブンパーまでスコアを戻して暫定8位タイに順位を上げている。
「ミスもあったけれど、上に2人しか居ないわけだから諦めないで頑張りたい」とミケルソンが言えば、「ショットはずっと悪くない。ただパットが全く入っていない。それが上との(スコアの)差になっている」と、タイガーは納得の行かない表情。2人が逆転優勝を飾るためには、前途の道のりは厳しい。しかし幾多の奇跡を生み出してきたからこそ、この2人がゴルフ界をリードしているのだ。全米オープン4度の2位(タイを含む)を経験しながら未だ優勝のないミケルソン。カーティス・ストレンジ(米)以来となる20年ぶりの大会連覇の偉業に挑むタイガー。最終ラウンドも2人から目が離せない。