海外男子
今田、優勝戦線浮上! タイガーは後退
2009年6月6日(土)午前11:30
- この記事のキーワード
今田竜二が久々にリーダーボードの上位を賑わしている。
帝王ジャック・ニクラウス(米)がホストを務める米男子ツアーのビッグイベント、ザ・メモリアル・トーナメント(オハイオ州ダブリン、ミュアフィールド・ビレッジGC)は現地時間の5日、第2ラウンドの競技を終了した。風が吹き高速グリーンが硬さを増す難しいコンディションの中、後半(10番スタート)3連続バーディを奪った今田が3アンダー69の好スコアをマーク。通算5アンダーとして前日の18位タイから、首位タイに2打差の5位タイへ急浮上し、昨年のAT&Tクラシック以来となるツアー2勝目を望めるポジションを確保した。
「ドライバーの調子が凄く良い。アイアンもコントロール出来ているから、落としどころを上手く計算しながら賢いゴルフが出来ている」と今田。「ここではピンを直接狙ったらケガをする可能性が高い。2段グリーンのピンが立っていない方に乗せてしまったらスリーパットも覚悟しなければならない。頭を使ったゴルフをしないと、なかなかスコアはまとまらない。6番からの3連続バーディはラッキーでした」と運も味方に引き寄せた様子。この日スコアを2つ落とし、通算1アンダー24位タイに後退したタイガー・ウッズ(米)も、「落としどころを間違えたホールが何個かあった。ジャック(ニクラウス)のコースでは当然だけれど、攻め方を間違えるとボギーは必至」と漏らしたが、今田の戦略的なプレーはフィールドの厚い今大会の中で一層輝いて見えた。
上位は通算7アンダーまでスコアを伸ばした2002年の今大会チャンピオン、ジム・フューリック(米)とジョナサン・バード(米)が首位タイ。1打差の3位タイにマイク・ウィアー(カナダ)とマーク・ウィルソン(米)が続き、通算4アンダー7位タイにアーニー・エルス(南ア)がつけている。
しかし初日『64』と爆発したルーク・ドナルド(英)は4つスコアを落とし、通算4アンダーでエルスらと並び7位タイへ後退。タイガーと同じ24位タイには世界ランク3位のポール・ケイシー(英)他がつけている。
またディフェンディング・チャンピオンのケニー・ペリー(米)が通算1オーバー42位タイで今大会16回連続予選突破を果たし、スコット・ホーク(米)の持つ17回の最多記録にあと『1』と迫った。だが前週優勝争いを演じ復活の狼煙を上げていたビジェイ・シン(フィジー)は通算6オーバーで予選通過ラインに2打足りず、パドレイ・ハリントン(アイルランド)、ダニー・リー(ニュージーランド)、アダム・スコット(豪)らも決勝ラウンド進出を逃している。
帝王ジャック・ニクラウス(米)がホストを務める米男子ツアーのビッグイベント、ザ・メモリアル・トーナメント(オハイオ州ダブリン、ミュアフィールド・ビレッジGC)は現地時間の5日、第2ラウンドの競技を終了した。風が吹き高速グリーンが硬さを増す難しいコンディションの中、後半(10番スタート)3連続バーディを奪った今田が3アンダー69の好スコアをマーク。通算5アンダーとして前日の18位タイから、首位タイに2打差の5位タイへ急浮上し、昨年のAT&Tクラシック以来となるツアー2勝目を望めるポジションを確保した。
「ドライバーの調子が凄く良い。アイアンもコントロール出来ているから、落としどころを上手く計算しながら賢いゴルフが出来ている」と今田。「ここではピンを直接狙ったらケガをする可能性が高い。2段グリーンのピンが立っていない方に乗せてしまったらスリーパットも覚悟しなければならない。頭を使ったゴルフをしないと、なかなかスコアはまとまらない。6番からの3連続バーディはラッキーでした」と運も味方に引き寄せた様子。この日スコアを2つ落とし、通算1アンダー24位タイに後退したタイガー・ウッズ(米)も、「落としどころを間違えたホールが何個かあった。ジャック(ニクラウス)のコースでは当然だけれど、攻め方を間違えるとボギーは必至」と漏らしたが、今田の戦略的なプレーはフィールドの厚い今大会の中で一層輝いて見えた。
上位は通算7アンダーまでスコアを伸ばした2002年の今大会チャンピオン、ジム・フューリック(米)とジョナサン・バード(米)が首位タイ。1打差の3位タイにマイク・ウィアー(カナダ)とマーク・ウィルソン(米)が続き、通算4アンダー7位タイにアーニー・エルス(南ア)がつけている。
しかし初日『64』と爆発したルーク・ドナルド(英)は4つスコアを落とし、通算4アンダーでエルスらと並び7位タイへ後退。タイガーと同じ24位タイには世界ランク3位のポール・ケイシー(英)他がつけている。
またディフェンディング・チャンピオンのケニー・ペリー(米)が通算1オーバー42位タイで今大会16回連続予選突破を果たし、スコット・ホーク(米)の持つ17回の最多記録にあと『1』と迫った。だが前週優勝争いを演じ復活の狼煙を上げていたビジェイ・シン(フィジー)は通算6オーバーで予選通過ラインに2打足りず、パドレイ・ハリントン(アイルランド)、ダニー・リー(ニュージーランド)、アダム・スコット(豪)らも決勝ラウンド進出を逃している。