海外男子
いらいらタイガー、逆転Vに赤信号
2009年4月12日(日)午前10:45
- この記事のキーワード
前日「逆転優勝は可能!」と言い切ったタイガー・ウッズ(米)だったが、3日目はショットが乱れ、らしからぬプレーの連続だった。
現地時間11日に行われた第73回 マスターズ(ジョージア州オーガスタ、オーガスタナショナルGC)第3ラウンド。19位タイからスタートしたタイガーは、上位との差を少しでも縮めようと「63か64を出すつもりで」ティーグラウンドに立った。ところが出だしの1番でティーショットをいきなり大きく曲げ、左の林に打ち込む大ピンチ。何とかグリーンそばまで運んだが、第3打のアプローチが見たことのないようなミスショットで寄らず、入らず、まさかのダブルボギー発進。続く2番でも林の中にショットを放ち、生い茂った木々の中で屈み込んで打たなければならない最悪の事態。何とかそこはパーで切り抜けたものの、チャージはお預け。
それでも後半の13番、15番、17番できっちりバーディを奪って2アンダー70までスコアを伸ばしたのはさすが。しかし通算4アンダーは首位に並ぶケニー・ぺリー(米)とアンヘル・カブレラ(アルゼンチン)に7ストロークの大差をつけられてしまった。「タフな1日だった。1番のダボが今日一日を象徴していた。明日は上がスコアを伸ばしてしまうと追いつくのは難しくなるが、上位が伸びず自分が良いプレーをすればチャンスは皆無ではない」とタイガー。
だが状況は決して楽観視出来るものではない。マスターズではここ18年間で、最終日最終組以外から優勝者が誕生したのは2年前のザック・ジョンソン(米)ただひとり。残る17回はすべて最終組からチャンピオンが誕生している。このジンクスを打ち破り、果たしてタイガーが大逆転劇を演じることが出来るのか? その答えは18ホール後に明らかになる。
現地時間11日に行われた第73回 マスターズ(ジョージア州オーガスタ、オーガスタナショナルGC)第3ラウンド。19位タイからスタートしたタイガーは、上位との差を少しでも縮めようと「63か64を出すつもりで」ティーグラウンドに立った。ところが出だしの1番でティーショットをいきなり大きく曲げ、左の林に打ち込む大ピンチ。何とかグリーンそばまで運んだが、第3打のアプローチが見たことのないようなミスショットで寄らず、入らず、まさかのダブルボギー発進。続く2番でも林の中にショットを放ち、生い茂った木々の中で屈み込んで打たなければならない最悪の事態。何とかそこはパーで切り抜けたものの、チャージはお預け。
それでも後半の13番、15番、17番できっちりバーディを奪って2アンダー70までスコアを伸ばしたのはさすが。しかし通算4アンダーは首位に並ぶケニー・ぺリー(米)とアンヘル・カブレラ(アルゼンチン)に7ストロークの大差をつけられてしまった。「タフな1日だった。1番のダボが今日一日を象徴していた。明日は上がスコアを伸ばしてしまうと追いつくのは難しくなるが、上位が伸びず自分が良いプレーをすればチャンスは皆無ではない」とタイガー。
だが状況は決して楽観視出来るものではない。マスターズではここ18年間で、最終日最終組以外から優勝者が誕生したのは2年前のザック・ジョンソン(米)ただひとり。残る17回はすべて最終組からチャンピオンが誕生している。このジンクスを打ち破り、果たしてタイガーが大逆転劇を演じることが出来るのか? その答えは18ホール後に明らかになる。