フォン・シャンシャンが逃げ切りでツアー5勝目 横峯は31位タイ
2016年10月30日(日)午後4:23
米女子ツアーのサイム・ダービーLPGAマレーシアが現地時間30日、マレーシアのクアラルンプールG&CCで順延分の第3ラウンドと最終ラウンドの競技を終了。フォン・シャンシャン(中)が通算17アンダーで大会2勝目となるツアー通算5勝目を挙げる中、4人が出場の日本勢は横峯さくらが通算3アンダーの31位タイで大会を終えた。
リオデジャネイロ五輪銅メダリストのフォンは、暫定首位からのスタートで最終ラウンド「67」をマークして逃げ切り優勝。バックナインで一時アンナ・ノルドクビスト(スウェーデン)に並ばれたものの、最終的に5バーディ、1ボギーの内容で後続に3打差をつけ、2年ぶりに今大会のトロフィを手にした。単独2位はスーザン・ピーターセン(ノルウェー)。最終ホールでダブルボギーを叩くなど終盤に失速したノルドクビストは、エイミー・ヤン(韓)とともに5打差3位タイに入っている。
最終ラウンドを35位タイからスタートした横峯は、ノーボギーの2アンダー69でわずかに順位を上げてフィニッシュ。前半をスコアカード通りにプレーしたあと、後半アウトで2バーディを奪って4日間を締めくくった。その他日本勢は、野村敏京が最終ラウンドで通算1アンダーに1つ伸ばし37位タイ。腰痛により3週ぶり出場の宮里藍は通算2オーバー46位タイとなり、シード確保へ当落線上の賞金ランク79位で今大会を迎えた上原彩子は通算6オーバーの58位タイとなった。
そのほか、第3ラウンドの「65」で7位タイにつけたリディア・コ(ニュージーランド)は、最終18ホールでスコアを伸ばせず通算8アンダー12位タイ。各タイトルレースで同選手と接戦を演じているアリヤ・ジュタヌガーン(タイ)は、通算1オーバーに1つ落として43位タイに終わった。