アメリカ勢が好発進! 日本勢最上位は藍の40位タイ…
2014年2月20日(木)午後8:13
米女子ツアーの今季第3戦、ホンダLPGAタイランドは現地時間20日、タイのサイアムCC パタヤ・オールドCを舞台に第1ラウンドの競技を終了。トップ10(タイを含む)に7人が名を連ねるなどアメリカ勢が勢いを見せている一方で、日本勢は出場7選手すべてがオーバーパーと苦しい戦いを強いられている。
日本勢最上位は宮里藍の40位タイ。2010年大会覇者の藍は前半こそ2バーディ、1ボギーの1アンダーで回ったが、バックナインで大乱調。11番、17番と2度のダブルボギーを叩き、2オーバー74と出遅れた。それでも「内容はそこまで悪くなかった」という本人の弁どおり、ショットは切れているだけにセカンドのミスを少なくしていけば2日目以降の上位進出も狙えそう。
藍以外の日本勢も、諸見里しのぶ、堀奈津佳が3オーバー75の49位タイ、宮里美香、昨年最下位のリベンジを果たしたい比嘉真美子が5アンダー77の61位タイ。有村智恵は6オーバー78の65位タイ、シーズン3戦目の上原彩子は18ホールで34パットとグリーン上でらしさをみせることが出来ず、8オーバー80と崩れ全体の最下位(70位)に沈んでいる。
一方、今大会で存在感を示しているのがアメリカ勢だ。6アンダー66をマークして単独首位に立つアンナ・ノルドクビスト(スウェーデン)に1打差単独2位のミッシェル・ウィーを筆頭に、4アンダー68の3位タイにレクシー・トンプソン、ジェニファー・ジョンソン、アンジェラ・スタンフォード。2アンダー70の10位タイにゲリナ・ピラー、モーガン・プレッセル、ミナ・ハリガエがつけている。世界ランキングNo.3のステイシー・ルイスは中盤こそばたついたものの2イーグルを奪って1アンダー71の14位タイと上々のスタートを切った。
その他上位陣は、首位と3打差の6位タイに世界ランクNo.2のスーザン・ピーターセン(ノルウェー)、同No.5のリュウ・ソヨン(韓)、サンドラ・ガル(独)、キャロライン・ヘドバル(スウェーデン)。また、今季初参戦となる女王にしてディフェンディング・チャンピオンのインビー・パーク(韓)は上がり2ホールをバーディで締めて、ルイスと並ぶ14位タイで初日の競技を終えている。