K.ペリーがメジャーV王手! B.ランガー11位タイ
2014年5月18日(日)午前10:44
今季まだ優勝がなく賞金ランキング21位に低迷しているケニー・ペリー(米)が遂に本領を発揮した。
米チャンピオンズツアーの今季メジャー初戦、リージョンズ・トラディション(アラバマ州ショールクリーク)は現地時間17日、第3ラウンドの競技を終了。この日4バーディ、1ボギーの3アンダー69をマークしたペリーが通算7アンダーまでスコアを伸ばし、前日の3位タイから単独トップに躍り出た。
ペリーはすでに同ツアーでメジャー2勝を挙げているが同大会のタイトルはまだ手中に収めていない。「去年は夏場にメジャー2勝してからゴルフがバラバラになって苦しいシーズン後半を送った。今日のプレーがきっかけになってここから好転してくれれば良いのだが……」。ペリーは明日の最終日、プチスランプ脱出を目指す。
1打差の単独2位にジョン・インマン(米)がつけたが、前日のトーナメントリーダー、マーク・カルカベッキア(米)は11番で痛恨のダブルボギーを叩いて2オーバー74と崩れ通算4アンダー3位タイに後退。同じく3位タイにジェフ・マガート(米)、トム・パーニスJr.(米)、ジョン・クック(米)、スティーブ・エルキントン(豪)、ジェイ・ハース(米)ら。
ディフェンディング・チャンピオンのデビッド・フロスト(南ア)は通算2アンダーでベルンハルト・ランガー(独)らと並び11位タイ。逆転不可能なポジションではないが、連覇は厳しくなってきた。
尚、昨季のシニアPGA選手権王者、井戸木鴻樹は出場していない。