米男子ツアーのテキサスチルドレンズヒューストンオープンは27日、米テキサス州のメモリアルパークゴルフコース（7,475ヤード・パー70）で第1ラウンドが行われ、ローリー・マキロイ（北アイルランド）はイーブンパー暫定57位タイ（日没順延）となった。

　この日は雨に見舞われ「かなり難しかった」とマキロイ。ラウンド序盤はレインウェアを着用し、滑りやすいコンディションの中、厳しいパットがいくつかあった。「最初の方はかなり慎重に打たないといけなかった。だからこそ、落ち着いてリズムに乗るまでに時間がかかった」という。

　ただ、天候が回復するにつれ、プレーにも良い兆しが見え始めた。マキロイは「雨具を脱いでから、ようやく体が自由に動くようになった」と話し、「それ以降は、ドライバーも振れるようになって、けっこう良いショットが打てた」と手応えを語った。

　今回のコースはマキロイにとっては初挑戦。「初めてのコースでは、どうしても慎重になりがち。でも、そのぶん新しい挑戦があるのは面白い」と語った。ラウンドを通じて大きなトラブルもなく、安定した内容でスコアをまとめたマキロイ。明日以降のプレーにも期待がかかる。

（写真：Getty Images）