8日、テーラーメイドの新製品発表会が都内で行われ、契約プロの新垣比菜、山内日菜子、中島啓太が登場した。

　注目のドライバーは、前作「Qi10」以上の飛距離とやさしさを体感できる「Qi35」をはじめ、小ぶりヘッドで操作性の高い「Qi35 LS」、10Kの慣性モーメントでまっすぐ飛ばせる「Qi35 MAX」、軽量設計の「Qi35 MAX LITE」をラインナップ。前週の米男子ツアー、ザ・セントリーではコリン・モリカワ（米）が「Qi35 LS」を投入して単独2位に入った。

　昨年6月のヨネックスレディスで6年ぶりの復活優勝を挙げた新垣は「初めて見た時にマットみたいでカッコイイと思った。形もスタイリッシュで好みだった」。同11月の伊藤園レディスで劇的な通算2勝目を飾った山内は「顔がカッコイイのですんなり打てた。見た目がいいと簡単に思えるところもあり、安心がある。試合で使うのが楽しみ」と絶賛した。

　また、欧州ツアーで戦う中島は「まずはカッコイイ見た目。カーボンフェースは変わらないので強い球が出る。スイートスポットの広さも感じる。より優れたドライバーが出てきたな」と昨年3月のヒーロー・インディアン・オープン以来の2勝目に向け、最強の武器を手に入れた。

　最後に今季に向けて新垣は「アイアンの精度を上げてトップ10入りや、予選落ちをしないように頑張りたい」、山内は「得意のアプローチを極めたい。（より良くなれば）アイアンショットも楽になってピンを狙える」、中島は「（昨年は怪我があったため）たくさん試合をプレーすることが目標。複数回優勝を目指して頑張る」と意気込んだ。