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節目の勝利にパリ五輪銅メダル、世界ランクは一桁へ! 松山英樹“復活”の2024年シーズン

2024年12月26日(木)午後0:39

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 2024年シーズンは松山英樹の“復活”を印象づけるシーズンとなった。

 一昨年、昨年は首痛もあって思うようなプレーができなかった松山だが、今年はシーズン序盤2月のザ・ジェネシスインビテーショナルで2年ぶりの優勝。6打差7位タイからスタートした最終日に9バーディ、ノーボギーの「62」を叩き出し、大逆転でアジア勢単独最多となる米ツアー通算9勝目を手にした。

 その後もザ・プレーヤーズチャンピオンシップ6位タイ、バレロテキサスオープン7位タイ、ザ・メモリアルトーナメント8位タイなど調子を維持すると、全米オープンゴルフ選手権でも単独6位と健闘。7月に入ってジェネシス スコティッシュオープン予選落ち、全英オープンゴルフ選手権66位タイと状態を落としたかに見えたが、8月のパリ五輪で日本男子ゴルフ初となる銅メダルを獲得した。

 そしてその2週後のプレーオフ初戦、フェデックスセントジュードチャンピオンシップで通算10勝目に到達し、世界ランクは6年ぶりの一桁順位へ。その後、プレーオフ最終戦のツアーチャンピオンシップを9位タイで終えた松山は、対抗戦のザ・プレジデンツカップ、日本開催のZOZOチャンピオンシップでプレーし、国内ツアーのダンロップフェニックストーナメントで2位タイに入って充実のシーズンを締めくくった。

 PGAツアー出場20試合で2勝を含むトップ10入り7度、予選落ち1回で、賞金ランクはスコッティ・シェフラー(米)、ザンダー・シャウフェレ(米)に次ぐ3位の1,125万7,969ドル。これまでの自己最高は2016-17年シーズンの838万569ドルであり、これを大幅に更新してみせた。また、獲得賞金のほかにコムキャストビジネスツアートップ10のボーナス240万ドル、ツアーチャンピオンシップのボーナス160万8,333ドルも手にしている。

 2025年シーズンは1月2日からのザ・セントリー(米ハワイ州/プランテーションコース at カパルア)で初戦を迎える予定だ。ツアー通算11勝目、そして2021年のマスターズトーナメント以来となるメジャー2勝目にも大きな期待がかかる。

(写真:Getty Images)
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