全米プロゴルフ協会（PGA of America）は20日、LIVゴルフを主戦場とする米国人選手が、来年のライダーカップに出ることは問題ないと発表した。

　LIVゴルフ勢はPGAツアーの主催イベントには出られないが、ライダーカップのアメリカ側はPGAが主催者である。従って、条件を満たせば対抗戦に出られるのだ。

　ライダーカップに出るには、独自のポイントランクでトップ6に入るか、キャプテン指名で選ばれるかの二択。LIVゴルフは世界ランク対象外なため上位入りは簡単ではない。昨年の全米プロを制したブルックス・ケプカでさえ自動選抜ではなく、キャプテンピックで同年のライダーカップに出場した。

　キャプテンのキーガン・ブラッドリーは「ベストな12人で戦う」と明言しているため、ケプカやブライソン・デシャンボーなどが好調であれば選ばれることもあるだろう。

（写真：Getty Images）