レッスン
アプローチの精度がアップ!ヘッドを滑らせてからの右手1本打ちドリル
2024年8月28日(水)午後0:52
今回は、アプローチ上達のために効果的なドリルを紹介しましょう。
アプローチで大事なのは、スイングのリズムと、そのリズムを生むためのグリップ圧(握る強さ)です。
リズムの大切さはほとんどのゴルファーが知っていると思いますが、実はこのリズム、左右の手の握る強さがスイング中、変化しないと一定にはなりません。だから、リズムを意識する前に、まずグリップ圧のことを考えることが大事なのです。
具体的には、テークバックでは右手の甲側に力が加わり、ダウンスイングでは左手に重さが乗っていくようにするのが理想です。重さが外に向かうように、左右の手の外側に遠心力が掛かるような感じで振ることでリズムが生まれます。
この動きを覚えるために効果的なのが、右手一本で行うアプローチ練習です。
まず、右手だけでクラブを持ってボールの前にヘッドをセットし、フェースとボールとが離れないようにしてヘッドを滑らせて2~3歩飛球線方向へ歩いてください(写真①~④)。そうすると、手首の角度が一定になるはず。その手首の角度をキープしたままアドレスして(同⑤)ボールを打ちます。
ポイントは、ボールをゆっくり丁寧に滑らすこと。それによって手首の角度が決まるからです。
この練習をすることによって、右手と左手がけんかしなくなり、右手首は理想の角度でボールを捉えることができます。
実際にボールを打ってみて打点が合わない場合は、右ワキを少し締めて打ってみましょう。そうするとヘッドの落としどころが安定するはずです。
右手片手打ちでボールを捉えられるようになったら、両手で握って打ちましょう。練習前に比べると、芯でとらえる確率が大幅にアップするほか、距離感も合ってくるはず。ぜひ試してみてください。
(埼玉県・嵐山カントリークラブ)
★CS放送ゴルフネットワーク「プレメンレッスン!Season5 中村香織メソッド #4」より(放送・見逃し配信中)
アプローチで大事なのは、スイングのリズムと、そのリズムを生むためのグリップ圧(握る強さ)です。
リズムの大切さはほとんどのゴルファーが知っていると思いますが、実はこのリズム、左右の手の握る強さがスイング中、変化しないと一定にはなりません。だから、リズムを意識する前に、まずグリップ圧のことを考えることが大事なのです。
具体的には、テークバックでは右手の甲側に力が加わり、ダウンスイングでは左手に重さが乗っていくようにするのが理想です。重さが外に向かうように、左右の手の外側に遠心力が掛かるような感じで振ることでリズムが生まれます。
この動きを覚えるために効果的なのが、右手一本で行うアプローチ練習です。
まず、右手だけでクラブを持ってボールの前にヘッドをセットし、フェースとボールとが離れないようにしてヘッドを滑らせて2~3歩飛球線方向へ歩いてください(写真①~④)。そうすると、手首の角度が一定になるはず。その手首の角度をキープしたままアドレスして(同⑤)ボールを打ちます。
写真①~④
写真⑤
ポイントは、ボールをゆっくり丁寧に滑らすこと。それによって手首の角度が決まるからです。
この練習をすることによって、右手と左手がけんかしなくなり、右手首は理想の角度でボールを捉えることができます。
実際にボールを打ってみて打点が合わない場合は、右ワキを少し締めて打ってみましょう。そうするとヘッドの落としどころが安定するはずです。
右手片手打ちでボールを捉えられるようになったら、両手で握って打ちましょう。練習前に比べると、芯でとらえる確率が大幅にアップするほか、距離感も合ってくるはず。ぜひ試してみてください。
(埼玉県・嵐山カントリークラブ)
★CS放送ゴルフネットワーク「プレメンレッスン!Season5 中村香織メソッド #4」より(放送・見逃し配信中)
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