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飯沼大輔、ドライバーの飛距離アップへの黄金比率は「10対5対1」

2024年2月29日(木)午後2:35

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 今回は、ドライバーの飛距離アップレッスンです。飛距離を伸ばすためには、「10対5対1」の比率が重要になってきます。と言われても、何のことか分からないと思いますが、「10」はヘッドが動く運動量、「5」は手元の運動量、そして「1」は身体の運動量になります。つまり、ヘッドを大きく動かすためには、身体の動きはその10分の1、手元の動きは5分の1でいいですよ、ということです。

 まず身体の動きですが、テークバックでは右足のラインから右に、身体が出ないように、また、フォロースルーでは、左足のラインよりも左に出ないようします。アドレスしたときに身体がすっぽり入るボックスから、スイング中、身体がはみ出ないようにするのが理想です。そうすればヘッドがスムーズに動いてくれます。

 また、身体の動くスピードは、遅い方がヘッドの加速につながるということも覚えておきましょう。支点となる手元に関しても、大きく移動させてはいけません(写真①)。上手な人ほど、フォロースルーで支点(手元)を自分側に引くような動きをしますが(同②)、そうするとヘッドは加速します。意識としては、自分がスイングの中心にいて、自分の周りをヘッドを回す感じ。そうすれば、自分の方に引き込むことができます。飛ばしのポイントはもう1つあって、それは、ボールの打ち出し角とヘッドの入射角を揃えることです。そうすれば、余分なスピン量が減って、飛距離が伸びるからです。

写真①②
 
 そのためには、ヘッドをアッパー気味に入れる必要がありますが、その準備はアドレスでしておきましょう。具体的には構えるとき、肩のラインをボールの出球に合わせ、軸も少し右に傾けます(同③)。インパクトでもこの角度でヘッドを入れることができれば(同④)、長いインパクトが実現し、スピン量を抑えることができます。

写真③④
 
(取材協力:ゴルフ倶楽部成田ハイツリー)

飯沼大輔(いいぬま・だいすけ)
1978年生まれ。22歳でプロスケートボーダーからゴルフの世界へ。2015年PGAトーナメントプロライセンス取得。2017年日本プロゴルフ選手権出場。同年、神奈川県オープン優勝。トーナメントで培ったテクニックを生かし、現在は、初心者から上級者まで技術面だけでなくメンタル面もサポートするレッスンを展開。Accuracy Golf Studio(千葉県)所属

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