米男子ツアーのWMフェニックスオープンが8日、米アリゾナ州のTPCスコッツデール（7,261ヤード・パー71）で開幕する。

　注目は大会3連覇を目指すスコッティ・シェフラー（米）だ。現世界ランク1位の27歳は2022年大会でツアー初優勝を飾ってマスターズ制覇などその後の快進撃に繋げると、昨年大会ではタイトル防衛に成功。3連覇達成となれば、PGAツアーではスティーブ・ストリッカー（米）が2009年～2011年のジョンディアクラシックで成し遂げて以来の快挙となる。

　また、前週AT&Tペブルビーチプロアマでツアー3勝目を挙げたウィンダム・クラーク（米）のプレーも楽しみだ。同大会では3日目にペブルビーチゴルフリンクスのコースレコードを塗り替える「60」を叩き出して単独トップに浮上すると、最終ラウンドが荒天の影響で中止（54ホール短縮競技）となりそのまま優勝が決定。「60」の勢いそのままに2週連続優勝を狙う。

　さらに2016年～2017年大会を連覇した松山英樹はもちろん、2試合連続トップ10入りと好調のジャスティン・トーマス（米）、2019年王者のリッキー・ファウラー（米）、サム・バーンズ（米）、マシュー・フィッツパトリック（英）、マックス・ホーマ（米）、ブライアン・ハーマン（米）、ジョーダン・スピース（米）らトッププレーヤーからも目が離せない。

　なお、ビクトル・ホブランド（ノルウェー）、ザンダー・シャウフェレ（米）は5日に出場を取りやめた。

（写真：Getty Images）