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アプローチの距離感をピタッと合わせるための鉄則とは

2023年7月26日(水)午後2:54

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 30ヤードのアプローチ。特にミスをするわけではないが、距離感がピタッと合わず、自信を持って打てない。中上級者の中には、そういう悩みを抱えている人も多いのではないでしょうか。

 このような場合は、一度、テークバックでのクラブの軌道をチェックしてみてください。というのも、距離感が合わないときは、クラブがインサイドに上がっていることが多いからです。

 アプローチではテークバックの際、グリップエンドよりヘッドが前に置いておくというのが鉄則です。なぜならこれが逆転する(つまりインサイドに上がる)と、振り遅れてアッパー軌道になり、ザックリもトップも出てしまうからです。もちろん、上手な人は、ザックリやトップというミスになることは少ないのですが、軌道がレベルかアッパー気味になるため、イメージ通りにボールを運ぶことが難しくなります。

 もし、自分のスイングをチェックしてみて、インサイドに上がっている場合は、“グリップエンドよりヘッドを必ず前に置く”ことを意識しながら、テークバックするようにしましょう。インサイドに上げていた人は相当な違和感を覚えると思いますが、極端にアウトに上げるくらいのつもりで振るようにしてください。

 なお、このスイングを身に付けるために、両手を離したスプリットハンドでグリップして、クラブを振ることをオススメします。わざとインサイドに振り上げて、その違いを体感するのもいいでしょう。

 次にダウンスイング~フォロースルーでは、右に体重が残らないようにすることが大事です。切り返しからしっかり体を回し、上体がターゲット方向に向くくらいまでターンさせるようにしましょう。

 最後にもうひとつ。アプローチは、左右対称に振るとことが大事ですが、振り幅に関してはフィニッシュのポジションを最初に決めるというのが鉄則。フィニッシュの振り幅を決めたあとそれに応じてバックスイングの大きさを決めます。

 ショートゲームの名手、丸山茂樹プロもアプローチの際、必ずフィニッシュの形を確認して、実際にボールを打つときはその形を再現していましたが、フィニッシュの形を先に決めることによって、インパクトでのロフトが均一になるのと、ヘッドスピードの急加速もなくなるので距離のブレがなくなります。また、緊張したときやライが悪いときでもクラブがいつも通りに動いてくれるので、ミスが大幅に減ります。

 少し練習が必要ですが、ぜひこの打ち方をマスターしてください。

★CS放送ゴルフネットワーク「内藤雄士のテクゴル #47」より(放送・見逃し配信中)
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