57歳のジョン・デーリー（米）は26日、キッチンエイド 全米プロシニアゴルフ選手権（米テキサス州／フィールズランチイースト）を主催する全米プロゴルフ協会（PGA）に対して意見を述べた。
　
　デーリーは左膝が悪いためカートを使用していたが、第1ラウンドの13ホールを終えた時点で棄権。その理由はティーグラウンドにあったようだ。
　
　自身のツイッターで「傾斜のあるティーグラウンドから打つのは難しい。コースは最高なんだからティーグラウンドは平らにしてくれよ。俺らはもう若くないんだ。体の調子が良くない奴もいるから傾斜があると大変だ。PGAのことは好きだけど間違った方向に行ってる。コースの距離も長いし。セント・アンドリュースのティーグラウンドに傾斜があったことは一度もないぜ」と、なんともデーリーらしい投稿だ。

　カートについては、シニア以外では2019年の全米プロゴルフ選手権でカートの使用が認められたことで話題となった（同年の全英オープンでは却下）。デーリーの人気が高いのはこういうところも含めて破天荒だからだろう。

（写真：Getty Images）