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冬場もナイスショットを連発! スタート前の同調ドリル

2023年3月1日(水)午後2:33

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 冬場になると、寒さや厚着の影響で、体の可動域が狭くなり、体の回転が鈍くなるものです。その結果、体の回転と腕の動きが合わなくなり、ミスが出やすくなります。

 そこで今回は、腕と体の同調に注目し、理想的なスイング動作を養うためのドリルを紹介しましょう。

 用意するのは、直径約20センチの軟らかいボールとヘッドカバーです。ボールを両腕の間に挟み、ヘッドカバーは右ワキに挟みます。

 ヘッドカバーに関しては、右ワキに挟む場合と、左ワキに挟む場合とがありますが、今回は右ワキに挟みます。そうすることによって右肩甲骨回りを固めることができ、テークバックで、手だけで引いてしまう動きを抑えることができるからです。

 最初は、腰から腰の振り幅で。慣れてきたら、肩から肩の振り幅で実際にボールを打ってみましょう。

 ポイントは、バックスイングで体と腕を同調させてクラブを上げたら、ダウンスイング~インパクト~フォロースルーでは手を使わずに腰だけを回転させること。切り返し以降、手を置き去りにするくらいのイメージでスイングすることが大事です。

 特に冬場は、芝が枯れていることもあって、ついつい手を使って当てに行きたくなるので、手を使わない練習を徹底的にしておきましょう。

 手を使わないで、腰のターンだけで打ちにいくというのはけっこう勇気がいるものです。手を使わないことを意識していても、「フェースが開いてしまうのではないか」、「ヘッドがボールに届かないのではないか」と考えて、ついつい手が動いてしまいます。しかし、何度もいうように、手が動いた時点で手の運動量が体の回転量を上回ってしまうので、結果的に手打ちになります。

 なおこの練習をやっていると、時々シャンクが出ますが、それは気にしなくても大丈夫です。腰をターンしようとしたときに体も開いてしまうとシャンクになるからです。シャンクを無視して腰の回転を意識してください。

 肩から肩のスイングに慣れてきたら、ボールとヘッドカバーを外してボールを打ちましょう。

 最初はなかなか上手くいかないし、コンパクトなトップに違和感を覚える人もいるはず。しかし同調したスイングのほうが、実際には体幹のパワー効率が良く、安定したインパクトが実現するため、飛距離、方向性ともに飛躍的な向上が期待できます。

 普段の練習はもちろんですが、特に冬場は、ラウンド前の練習でも必ずやるようにしてください。

★CS放送ゴルフネットワーク「内藤雄士のテクゴル #26」より(放送・見逃し配信中)
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