米男子ツアーのWMフェニックスオープンが9日、米アリゾナ州のTPCスコッツデール（7,261ヤード・パー71）で開幕する。ツアー屈指のビッグトーナメントには前回王者のスコッティ・シェフラー（米）、現世界ランキング1位のローリー・マキロイ（北アイルランド）らビッグネームが集結予定だ。

　シェフラーは2016年、2017年大会を制した松山英樹以来の連覇に挑戦する。昨年大会はプレーオフでパトリック・キャントレー（米）を破ってのツアー初優勝。「世界ナンバーワン奪取」「マスターズトーナメント制覇」「プレーヤー・オブ・ザ・イヤー受賞」などその後の快進撃に繋げた。大ブレイクの足がかりとなった地で今年もシーズン初優勝を狙う。

　マキロイは優勝した昨年10月のザ・CJカップ in サウスカロライナ以来の米ツアー参戦となる。それでもその間にDPワールドツアーで2試合に出場し、11月のDPワールドツアーチャンピオンシップで単独4位、2週前のドバイデザートクラシックで優勝としっかり強さを発揮しており、フェニックスオープン初制覇へ視界は良好か。

　さらに大会3勝目を狙う松山はもちろん、キャントレー、ジョン・ラーム（スペイン）、ザンダー・シャウフェレ（米）、コリン・モリカワ（米）、ジャスティン・トーマス（米）、マシュー・フィッツパトリック（英）、ヴィクトル・ホヴランド（ノルウェー）、マックス・ホーマ（米）、トニー・フィナウ（米）、トム・キム（韓）、ジョーダン・スピース（米）らがエントリーしている。

（写真：Getty Images）