国内女子ツアーの樋口久子 三菱電機レディスゴルフトーナメントは、28日から30日にかけて埼玉県の武蔵丘ゴルフコース（6,650ヤード・パー72）で開催される。

　注目はディフェンディング・チャンピオンの渋野日向子。米ツアー本格参戦1年目の今季は予選落ちも目立つものの、メジャーのAIG全英女子オープンゴルフ選手権で単独3位、3週前のLPGAメディヒールチャンピオンシップで8位タイに入るなど、トップ10入りも5度記録している。さらに前週BMWレディースチャンピオンシップでは最終日にホールインワンを達成するなど「67」をマークして19位タイに入っているだけに、連覇をかけて臨む凱旋試合での好プレーも期待できそうだ。

　米ツアーからは世界ランキング10位の畑岡奈紗も参戦する。BMWレディースチャンピオンシップは最終日に「75」とスコアを崩して47位タイに終わったが、次週に迫るTOTOジャパンクラシック（11月3～6日／滋賀県／瀬田ゴルフコース北コース）へここで弾みをつけられるか。

　このほか、西村優菜、鈴木愛、渡邉彩香、上田桃子、有村智恵らが歴代覇者としてエントリーし、先日のNOBUTA GROUP マスターズGCレディースで今季2勝目を挙げた19歳・川﨑春花は2週連続優勝に挑戦。同大会2位タイの河本結と佐藤心結、メルセデス・ランキングをリードする山下美夢有、西郷真央、稲見萌寧、吉田優利、小祝さくら、菅沼菜々、原英莉花、尾関彩美悠、双子の岩井明愛・千怜らが熱い戦いを繰り広げる。

（写真：Getty Images）