DPワールドツアーのDSオートモビルズ・イタリアン・オープンが15日に開幕する。会場は次回のライダーカップ（2023年9月29日～10月1日）の舞台でもあるイタリアのマルコ・シモーネG＆CC（7,268ヤード・パー71）だ。

　前週開催されたツアーのフラッグシップトーナメント、BMW PGA選手権に引き続き、米ツアーとの“ダブル年間王者”を狙うポイントランキングトップのローリー・マキロイ（北アイルランド）が出場。さらに世界ランキング10位のヴィクトル・ホヴランド（ノルウェー）、全米オープン覇者のマシュー・フィッツパトリック（英）も2週連続でエントリーしている。

　また、好調を維持する川村昌弘からも目が離せない。7月最終週のヒーロー・オープンで5試合ぶりに予選突破し14位タイに入ると、オメガ・ヨーロピアン・マスターズで9位タイ、メイド・イン・ヒマーランドで22位タイ、そしてビッグネームが顔を揃えたBMW PGA選手権で18位タイを記録。さらに同じマルコ・シモーネG＆CCで行われた昨季大会も5位タイの好成績を残しており、今週も上位争いが期待できそうだ。

　このほか、前回王者のニコライ・ホイガールト（デンマーク）、トービヨン・オルセン（デンマーク）、ティレル・ハットン（英）、フランセスコ・モリナリ（伊）ら歴代チャンピオンのほか、ライダーカップ欧州選抜主将のルーク・ドナルド（英）も参戦する。