16日、海外男子メジャーの全英オープンゴルフ選手権（スコットランド／セントアンドリュース オールドコース）は第3ラウンドが終了。ローリー・マキロイ（北アイルランド）とヴィクトル・ホヴランド（ノルウェー）が首位に並んで最終日を迎える。

　マキロイとホヴランドは3打差3位タイから同組でプレー。マキロイは1イーグル、5バーディ、1ボギーの「66」、ホヴランドは6バーディ、ノーボギーの「66」と一歩も譲らず、後続に4打差の通算16アンダーでリーダーボードトップの座を分け合った。

　1打差を追う10番パー4でバンカーショットを直接ねじ込むイーグルを奪取したマキロイは、「寄せる自信はあったけど入ったのはラッキー。大舞台では時には運が必要だから良いボーナスになった」。約8年ぶりのメジャー通算5勝目へ「自分自身に集中することが自分を最大限に引き出す最高の方法だから、残り1日もそうするだけ」と気を引き締めていた。

　一方のホヴランドはマキロイとの一進一退の戦いを「最高にクールだったよ」と振り返ると、ノルウェー勢として初のメジャー制覇がかかる最終日へ「ここ（セントアンドリュース）以上の場所は他にはないと思う。母国から一番近いメジャー大会での優勝は本当に素晴らしいだろうね」と意欲を燃やしていた。

（写真 : Getty Images）